東工大ニュース

Taki Plazaで初の「若葉祭」開催

学生向けのオープニング記念イベント

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公開日:2021.06.24

若葉祭ロゴ

東京工業大学大岡山キャンパスに完成した国際交流施設Hisao & Hiroko Taki Plaza(ヒサオ・アンド・ヒロコ・タキ・プラザ、以下Taki Plaza)で 4月17日、18日の2日間、「若葉祭」と名付けた学生向けのオープニング記念イベントが開かれました。Taki Plazaの運用を考える学生委員会であるTaki Plaza Gardener(タキプラザ・ガーデナー)が学生サークルや学生団体と協力し、初めてとなる若葉祭を企画、運営しました。Taki Plazaは地下2階から地上2階まで4フロアあり、フロアごとの特徴を生かし学生支援と国際交流が体験できるイベントを行いました。新型コロナウイルス感染症対策として入館者数を制限し、アルコール消毒などを実施しました。若葉祭は、Taki Plazaの春の学生行事として毎年続けていきます。

Taki Plaza 2階から見た若葉祭

Taki Plaza 2階から見た若葉祭

「またたき、ながれる、出会いに、わっしょい」

Taki Plazaは「外国人学生と日本人学生がここで出会い、絆を深め、共にまだ見ぬ未来を生み出そう」のコンセプトのもと、日本人学生と留学生が交流できる施設を目指しています。若葉祭の開催にあたりTaki Plaza Gardenerは、留学生と日本人学生がともに楽しみ、様々なひとやものに出会えるイベントを行うことで、学生にTaki Plazaをもっと知ってもらうことが必要と考えました。若葉祭のキャッチコピーは「またたき、ながれる、出会いに、わっしょい」(日本語版)、“Cheers to new encounters!”(英語版)です。「一瞬一瞬違った表情を見せるTaki Plazaの中で、訪れた人がなにかとの「出会い」をすくいとりそれを楽しんで帰ってほしい」という願いを込めました。

若葉祭フロアマップ
若葉祭フロアマップ

若葉祭ポスター
若葉祭ポスター

検温、消毒を行う若葉祭の受付

検温、消毒を行う若葉祭の受付

大階段ステージ 発表会

B2F大階段ステージでは、ステージ発表とVR(仮想現実)ヘッドセット「Oculus Quest(オキュラスクエスト)」を用いたVR体験会、さらに対戦ゲームのスマブラ大会を行いました。ステージ発表会では10もの学生団体がパフォーマンスを披露しました。大階段がいっぱいになるほど多くの来場者が集まり、若葉祭がより一層盛り上がりました。VR体験会では参加者は地上100mの世界を体験し、中には絶叫する人もいました。スマブラ大会では9面マルチモニターを使い、2人でチームを組み、学年を問わず熱く戦いました。

Oculus Questの体験会
Oculus Questの体験会

大階段ステージを用いたゲーム大会
大階段ステージを用いたゲーム大会

大階段ステージで行われたロス・ガラチェロスのステージ発表

大階段ステージで行われたロス・ガラチェロスのステージ発表

トークイベントと作品展

B2Fイベントエリアでは、様々なテーマでトークイベントを行いました。特に、国際交流系サークルの合同説明会では多くの1年生が参加し、上級生との座談会も行って交流しました。
B2Fワークショップエリアでの作品展は、写真研究部、デザイン研究会、美術部、traP(デジタル創作同好会)が合同で「芽吹き」というテーマで行いました。

B2Fイベントエリアでの国際交流団体合同説明会
B2Fイベントエリアでの国際交流団体合同説明会

B2Fワークショップエリアでの作品展
B2Fワークショップエリアでの作品展

国際交流

B1Fの国際交流企画は、国際交流系の学生団体が中心となって企画しました。国際開発に関わるものづくり大会を開催したほか、大岡山キャンパスを舞台にした謎解きイベントや、英語や中国語を用いたすごろく大会を通じて、留学生と日本人学生の交流を行いました。

すごろく大会
すごろく大会

ものつくり 体験会

2Fではものつくり系学生サークルと協力して、各サークルの体験会を兼ねたワークショップ形式の体験会を開催しました。ソーシャルディスタンスを保ちながらの開催となりましたが、どの企画も東工大生の創造力とものつくりへの情熱にあふれ、多くの方にワークショップを楽しんでもらうことができました。多くのアイデアが飛び出すクリエイティブな空間としてのTaki Plazaを考える良い機会となりました。

ワークショップイベント

ワークショップイベント

デザイン研究会のイベント
デザイン研究会のイベント

シアトルエスプレスカフェとの塗り絵のコラボ企画
シアトルエスプレスカフェとの塗り絵のコラボ企画

休憩娯楽

2F小上がりエリアには、休憩娯楽ブースを設置し、将棋やパズル問題、知恵の輪などを用意しました。来場者は、畳の上でゆったりとした時間を過ごしました。特に、パズルや絵しりとりなどの日本語を必要としないゲームを通して、Taki Plaza内に生まれる留学生との交流を実感しました。

チェスを楽しむ来場者
チェスを楽しむ来場者

Attic Lab(アティック・ラボ)企画

2FのAttic Officeでは、コワーキングスペースAttic Labの企画を行いました。社会人も含むメンターによる座談会と、Attic Labを利用するコミュニティメンバーの創作物の体験展示を行いました。

Attic Officeのメンター座談会
Attic Officeのメンター座談会

TPG(タキ・プラザ・ガーデナー)リーダーのコメント

柳瀬梨紗子さん(環境・社会理工学院融合理工学系 学士課程2年)

今回のイベントにより学生がTaki Plazaに訪れ、交流する機会を創出できたと感じています。
私たちの目標はTaki Plazaを全東工大生にとって居心地の良い空間にすることであり、そのために学生同士の交流が不可欠だと考えています。
今後はより一層学生の交流を活性化できるような企画をして参りますので、ご支援・ご協力よろしくお願いいたします。

各フロアの特徴を生かし、「交流」をテーマに様々な企画を行った若葉祭となりました。
Taki Plazaでは、今後、国際交流と学生支援のコンセプトに沿ったイベントをTaki Plaza Gardenerが企画・運営していく予定です。

東工大基金

Taki Plazaでの活動は東工大基金によりサポートされています。

東工大への寄附 > 東京工業大学基金

お問い合わせ先

学生支援課支援企画グループ

E-mail : gak.sie@jim.titech.ac.jp

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