東工大ニュース
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東京工業大学リーダーシップ教育院(ToTAL)は8月26日、リーダーシップ・オフキャンパス・プロジェクトおよびリーダーシップ・異分野研究プロジェクトの報告会をオンラインで行いました。リーダーシップ教育院の登録生2名のほか、リーディング大学院の教育課程に所属する学生4名の計6名が発表しました。リーディング大学院の学生は環境エネルギー協創教育課程(ACEEES)、情報生命博士教育課程(ACLS)とグローバルリーダー教育課程(AGL)に所属しています。リーダーシップ教育院の報告会は2021年3月に続き、2回目の開催です。学生・教職員50名以上が参加しました。
リーダーシップ・オフキャンパスプロジェクトは、学生自身が計画し、東工大のキャンパスから離れ、国内外の企業、大学、NGO/NPOや研究機関等に概ね3ヵ月滞在し、実施します。コロナ禍において、海外でオフキャンパスプロジェクトを履修することが困難な学生や、国内の機関であっても受入先との調整がつかない学生のために、2021年4月よりリーダーシップ・異分野研究プロジェクトの授業を立ち上げました。学生が自身の専門とは異なる東工大の研究室でリーダーシップ・オフキャンパスプロジェクトに代わる授業を履修できるプロジェクトです。両プロジェクトは、リーダーシップ教育院におけるリーダーシップ教育や、各教育課程やコースでの専門教育を通して身に付ける能力と知識を実社会で実践・試行するものです。プロジェクトを通じてさらに何を学ぶべきかを見極め、その後の学修計画に反映させることを目的としています。
報告会に参加した発表者、学生、教員ら
報告会の冒頭では、リーダーシップ・オフキャンパスプロジェクトおよびリーダーシップ・異分野研究プロジェクトを担当する工学院 機械系の店橋護教授より、2つのプロジェクトの概要と実績や成果について説明がありました。その後、6名の発表者が1人8分程度で、プロジェクトを通して行った研究や、コロナ禍においてプロジェクトを計画・実行する際に直面した難しさなど学びや経験についてプレゼンテーションを行いました。発表に続くQ&Aセッションでは、これからプロジェクトを履修する予定の学生を中心に質問が挙がり、プレゼンテーションでは語られなかった内容についても各発表者が説明しました。
発表を行った学生は以下のとおりです。 ※所属は当時