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留学生が母国を紹介するイベント「レッツ・ゴー・グローバル」がオンラインにて再開

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公開日:2021.12.14

東京工業大学学生支援センター未来人材育成部門は、11月より在籍する留学生が母国を紹介するイベント「レッツ・ゴー・グローバル(Let's Go Global)」をオンラインにて開始しました。
参加者は、様々な国について、本やインターネットでは得られない「リアル・ライフ」の情報に触れ、またプレゼンターの留学生自身も、母国について振り返る機会を持つことができます。

このイベントは、コロナ禍以前、東京工業大学留学生会(TISA)が対面で行っていましたが、長らく休止していました。今回、Zoomを使用したオンラインでの開催として、再開が実現しました。

11月11日のイベント当日、Zoomのミーティングルームには、事前にGoogle Formで登録をした参加者が集まり、留学生5名と教職員を含む11名が参加しました。

初回は、情報理工学院 情報工学系のウォン・ウェイジュン(Wong Wei Jun)さん(学士課程2年)がプレゼンターを務め、母国シンガポールについてスライドを用いながら英語で紹介しました。

シンガポールで話されている英語「シングリッシュ」について説明するウォンさん

シンガポールで話されている英語「シングリッシュ」について説明するウォンさん

初めにシンガポールという国の場所や気候、使用されている言語等の基本的な情報について説明しました。その後、母国にいる友人に撮影を依頼したという、現地のマーケットや一般的な住宅、サンセットが美しいビーチ等の写真を披露し、参加者はさながら現地で海外旅行をしている気分を味わいました。

後半には、現在海外へ行くことが難しい中でシンガポールを体験できる方法を提案し、日本でも気軽に購入できる食品、本格的な料理が味わえるレストラン、あるいはお薦めのYouTubeチャンネルやシンガポールの映画などについて紹介し、シンガポールを身近に感じられるような情報も多く盛り込まれていました。

日本で体験できるシンガポールの魅力を紹介するウォンさん

日本で体験できるシンガポールの魅力を紹介するウォンさん

プレゼン後には、引き続き英語でのQ&Aセッションも設けられました。参加者からは「シンガポールの若者として、留学に行くことをどう思うか」や「シンガポールと東京では、どちらの方が生活費がかかるか」等の質問があがり、ウォンさんは自身の意見と客観的な視点を含めながら真摯に答え、参加者との積極的な交流が見受けられました。

なお、司会進行はペルー出身の留学生で、理学院物理学系のタパラ・テハダ・ジュリオ・セサル(Tapara Tejada Julio Cesar)さん(学士課程3年)が務め、オープニングの挨拶からQ&Aセッションでのファシリテーションなど、イベントを快活に進行しました。

12月7日にはカメルーンからの留学生がプレゼンターとなり2回目が開催され、好評を博しました。今後もこのイベントは不定期で開催される予定です。

「レッツ・ゴー・グローバル」開催案内ポスター日本語

「レッツ・ゴー・グローバル」開催案内ポスター英語

「レッツ・ゴー・グローバル」開催案内ポスター

お問い合わせ先

学生支援センター 未来人材育成部門

E-mail : internationalstudentsupport@jim.titech.ac.jp

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