東工大ニュース
東工大ニュース
10月28日、29日の2日間、東京工業大学の学園祭「工大祭」を大岡山キャンパスにて開催しました。
2023年度の工大祭のテーマ「chronicle(クロニクル)」には、年代記、編年記という意味があります。東京医科歯科大学との統合や女子枠の導入などを来年度に控える中、「これまでに東工大や工大祭というページに積み重なってきた人々の物語を想い、2023年度の工大祭を東工大クロニクルの新たな1ページとしたい」という気持ちが込められました。
工大祭には2日間で約40,000人が来場し、構内には多くの模擬店が立ち並び活気に溢れました。ディスプレイを設置した野外ステージでのイベントは昨年以上の盛況となり、初の試みとして後夜祭である「工夜祭」も行われました。
また、研究室公開・研究室ツアーや受験生応援・相談など中高生を対象とした企画、フリーマーケットや美術作品展、商店街とのコラボレーション企画など、地域の人と触れ合う企画も実施されました。
八木遥希さん(生命理工学院 生命理工学系 学士課程3年)
10月28日、29日に本学の学園祭である工大祭2023が開催されました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、人数制限を行った上での開催となりましたが、今年度はついに5年ぶりとなる制限のない工大祭を行うことができました。
今年の工大祭テーマ「chronicle」には、年代記、編年記という意味があり、「大きな変革のうねりの中で、これまでに東工大や工大祭が積み重ねてきた人々の物語を想いたい。歴史を振り返って、この工大祭を東工大のクロニクルの新たな1ページとしたい。そして来場者の方の記憶の1ページになってほしい」、そのような想いが込められていました。
当日は天候にも恵まれ、両日ともにキャンパス全体が大盛況でした。今までの工大祭を経て作り上げた工大祭2023を思い出の1ページとして、さまざまな方の記憶に刻んでいただけたと感じています。
工大祭はわれわれ委員会だけでは到底なし得るものではなく、ご来場いただいた多くの皆さま、工大祭を各々の形で盛り上げてくださった参加団体や研究室の皆さま、多くのご支援やご協力をくださった東工大OB、OGの皆さま、理事や教職員の皆さま、企業の皆さまや商店街をはじめとする地域の方々など、多くの方々のご協力があってこそ成功し得るものです。
工大祭2023が大盛況のうちに幕を閉じることができたことに、改めてお礼申し上げます。
多くの変革の中でもわれわれの学園祭は進んでいきますので、今後ともご協力賜りますよう心よりお願いいたします。そして、どうぞ来年度の学園祭を楽しみにお待ちください。