教育

学びの体系

より広く、より深く。
世界で活躍する材料研究者への歩みを支えるカリキュラム。

材料コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、習熟度に応じて体系的に学べるように構成しています。

    • 東京工業大学
    • 他大学・
      高専専攻科等
  1. 入学試験

     
    学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  2. 修士課程
    ( 2年 )※1

    科目コード:400番台~500番台

    学士課程で学んだ材料科学・材料工学の基礎知識をもとに、金属、有機材料、無機材料の合成や物性に関する、より先端的な知識・技術を体系的に学びます。また、講究科目、研究関連科目、修士論文研究等において、自ら調査、研究立案、研究遂行、成果発表を行うことにより、専門性をさらに高めるとともに、より高度な創造力、表現力を育成し、研究課題の本質を把握して、その解決方法を提案できる能力を身につけることができるよう構成されています。

    • 金属科目群
      金属物理学、金属化学、および金属材料学それぞれについて、学士課程における基礎専門科目からさらに専門性を高めた科目を体系的に学びます。
    • 有機材料科目群
      学士課程の有機材料科目群を基礎として、有機材料の合成、構造、物性、機能に関する専門科目を体系的に学びます。
    • 無機材料科目群
      学士課程の無機材料科目群における構造科学、物性科学、反応科学、およびプロセス科学のそれぞれについて、さらに専門性を高め深化させた専門科目を学びます。
    • 研究科目群
      専門科目で学んだ知識を活かし、修士論文研究の立案と計画を行い、研究テーマに沿って研究を遂行します。また、定期的に研究成果発表を行い、コース内の教員や学生との議論を行います。
    • 講究科目群
      修士論文研究のテーマに密接に関係のある論文の調査を行い、既往の研究の理解を深めることにより、修士論文研究の遂行に活かします。

    ※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    1. 修了

    2. 進学審査
      修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
    1. 他大学・社会人

    2. 入学試験
      他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  3. 博士後期課程
    ( 3年 )※2

    科目コード:600番台

    修士課程までに身につけた材料科学・材料工学の広範な知識・技術をもとに、現実の諸問題における課題を自ら発掘し研究を遂行する実践力、材料科学的観点から研究・開発の潮流を理解し体系化する能力、新たな創造的提案を行い、研究成果を社会に還元する能力を養います。このために、研究の創造的提案力および発表能力を養う専門科目、研究遂行力と体系化能力を養う講究科目、社会との接点を認識するキャリア科目を配置し、自由度の高い学修計画を自ら立案・履修できるよう構成されています。

    • 講究科目
      博士論文研究のテーマに密接に関係のある論文の調査を行い、既往の研究の理解を深めることにより、博士論文研究の遂行に活かします。
    • コース専門科目
      材料に関わる最高度の専門知識を修得するのみならず、課題設定し、その課題を解決する過程を実践プログラムを通して学びます。
    • 文系・教養科目群
      学生プロデュース科目や教養先端科目を履修して、材料のプロフェッショナルとして相応しい教養を身につけます。

    ※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。

  4. 修了