東工大ニュース
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10月8日、9日の2日間にわたり大岡山キャンパスにて開催された工大祭において、大隅良典栄誉教授の2016年ノーベル生理学・医学賞受賞を記念した緊急特別企画展を開催しました。
百年記念館および緑ヶ丘6号館の2会場に、オートファジーや大隅研究室について紹介したパネルを展示したほか、記者会見時の動画配信や、大隅研究室の研究員、中戸川研究室の学生らが、来場者からの途切れない質問に答えるなど、各会場を盛り立てました。
百年記念館の会場は10月3日にノーベル賞受賞決定の記者会見を行った会場でもあったことから、記者会見場をそのまま再現したコーナーを設置し、記念撮影の順番を待つ長蛇の列が出来るなど大盛況でした。また、緑が丘6号館の会場には、大隅栄誉教授がこれまで受賞した数々の賞を記念するメダルや賞状、研究室のOB・OGからプレゼントされた萬理子夫人と大隅栄誉教授が描かれた絵や、新聞報道等で話題になった「四つ葉のクローバー」などを展示し、来場者は足を止めて熱心に観覧していました。
受賞決定から工大祭までの期間が短く十分な事前告知ができなかった上、あいにくの雨天でしたが、2日間で約4900名の方にご来場いただき、関心の高さがうかがえました。各会場に設置した大隅栄誉教授へのメッセージノートには、5歳の子どもからの「せんせいをめざしてがんばります。」といったメッセージや、「おめでとうございます。うれしいニュースで元気が出ました」「勇気と希望が湧いてきました。先生の発見が難病の治療につながることを期待しています」「東工大に入れるよう頑張ります」など、多数のお祝いや期待の言葉をいただきました。
大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」により、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。