東工大ニュース

デジタル創作同好会traPが中高生のためのプログラミング教室を開催(2019年 夏)

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公開日:2019.11.11

東京工業大学の学生サークル、デジタル創作同好会traPは8月24日、中学生と高校生のためのプログラミング教室を開催しました。

この教室はプログラミングを経験したことがない中高生に対し、グループワーク形式でプログラミングを教えます。traPが定期的に主催しています。今回も、JavaScript(ジャバスクリプト)というプログラミング言語を用いて、簡単なインベーダーゲームの制作に取り組みました。会場は大岡山キャンパス大岡山南4号館の講義室を借り、株式会社サポーターズにご協力いただきました。

東工大生の説明を熱心に聞く参加者
東工大生の説明を熱心に聞く参加者

参加したのは中高生合わせて40名程度です。講師の東工大生2名程度と参加者4名で一つのグループを作りました。アイスブレイクで緊張をほぐしてから、開発環境を導入します。東工大生の説明を聞きながら、実際にプログラミングをするのは中高生です。活発に制作を進めるにぎやかな声が、あちこちで聞かれました。

幸い、ほとんどの参加者がゲームを完成させました。中には講師の東工大生のアドバイスをもとに、追加の要素の実装に挑戦したグループもありました。

和やかな雰囲気のプログラミング教室
和やかな雰囲気のプログラミング教室

作成中のゲーム画面
作成中のゲーム画面

プログラミング教室責任者の松本裕介さん(工学院 経営工学系 学士課程2年)のコメント

私は最適化問題に興味があり、現在は経営工学系の授業などでプログラミングを勉強しています。

初めてプログラミングに触れると、何から始めればよいのか、何をしたらよいのかわからないということが多くあります。

そこで今回の教室では、参加者の皆さんが講師の東工大生のアシストのもとで実際にゲームを作りました。今回の経験を通し、少しでもプログラミングを身近に感じてもらえたら幸いです。

デジタル創作同好会traPとは

ゲーム制作を中心に、プログラミング、DTM(音楽制作)、2Dイラスト、3Dモデル、ドット絵、競技プログラミング、CTF(コンピュータセキュリティ技術を競う競技)など幅広く取り組んでいます。

デジタルコンテンツのチーム制作や技術共有を目的として、2015年4月に設立したサークルです。

また、ゲーム制作者交流イベントや中高生向けのプログラミング教室を主催するなど外部との交流も積極的に行っています。

教室終了後の記念撮影

教室終了後の記念撮影

東工大基金

デジタル創作同好会traPの活動は東工大基金によりサポートされています。

東工大への寄附 > 東京工業大学基金

お問い合わせ先

東京工業大学 デジタル創作同好会traP

E-mail : info@trap.jp

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