東工大ニュース
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東京工業大学の学生サークルであるデジタル創作同好会traPは、8月23日にオンラインで、中学生と高校生のためにプログラミング教室を開催しました。
この教室ではプログラミングの経験がない中高生と、経験者である東工大生がグループとなり、ブラウザで動くインベーダーゲームを題材に丁寧にプログラミングを教えます。プログラミング言語はJavaScript(ジャバスクリプト)を用い、ゲーム製作に取り組みました。デジタル創作同好会traPでは毎年3月と8月に、中高生と東工大生が一緒に集まり教室を開催しています。新型コロナウイルス感染症対策のため、今回は初めてオンラインで開きました。
当日は中高生合わせて14名が参加しました。オンライン会議アプリケーション「Zoom」を用い、参加者2名と講師の東工大生2名ほどで一つのグループを構成しました。参加者は講師の説明を聞きながら、ときにはパソコンの画面を共有するなどしました。これによって気軽に質問できる環境を作ることができました。また、教室冒頭では株式会社サポーターズにご協力いただきました。
どのグループも用意した資料のほとんどを時間内に終わらせることができました。終了後のアンケートでは全員が「非常に良かった」「良かった」と回答し、オンラインでの開催にも関わらず、参加者に非常に好評な教室を開催することができました。
写真は、2019年夏に実際に集まって開いたプログラミング教室の様子です。
私は生命理工学系で生命情報解析の手法を勉強しています。
生命情報のように複数の領域にわたってプログラミングのスキルが求められるようにプログラミングが重要になってきました。
しかし、プログラミングに抵抗があったり、挫折したり、とっつきにくいと思っている人もいるかもしれません。
今回のプログラミング教室で少しずつ完成に近づけてゲームができる感動やプログラミングができたという達成感を持ってもらえたら幸いです。
ゲーム制作を中心に、プログラミング、DTM(音楽制作)、2Dイラスト、3Dモデル、ドット絵、競技プログラミング、CTF(コンピュータセキュリティ技術を競う競技)など幅広く取り組んでいます。
デジタルコンテンツのチーム制作や技術共有を目的として、2015年4月に設立したサークルです。
また、ゲーム制作者交流イベントや中高生向けのプログラミング教室を主催するなど外部との交流も積極的に行っています。