東工大ニュース
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10月21日放送予定のNHK BSプレミアム「コズミックフロント~海の起源をめぐるミステリー」に、東京工業大学 理学院 地球惑星科学系の奥住聡准教授と地球生命研究所(ELSI)の玄田英典准教授が出演します。
当番組は、科学者たちが辿り着いた壮大な宇宙にまつわる真実を、迫力の映像とともに案内する科学番組です。
今回は、地球に生命をもたらした海はなぜ誕生し、存在し続けているのかについて、最新の研究をもとにその謎に迫ります。
地球は「水の惑星」と言われていますが、海が覆っているのは地球のほんの表面だけで、海が地球全体の重さに占める割合は約0.02%しかありません。一方で、もし地球に何桁も多い量の水が存在していたら、地球に我々の暮らす陸地は無かったかもしれません。今回取材いただいた番組では、海もあり、かつ陸もあるような地球の水の量がいかに絶妙かということについて、太陽系の形成理論の観点からお話ししました。
「地球の海の起源」について解説させていただきました。正直、海の起源、まだわかっていなことだらけなんですよね。そんなことをディレクターさんに言うと、「そこをなんとか、ズパッと言い切ってもらえますか?」と言われ、「わかっていないものは、わかっていないんですよ!」と突っぱねる。どんな放送になっているか、すごく楽しみであり、ドキドキもしております。