東工大ニュース
東工大ニュース
東京工業大学端艇部(ボート部)は、10月17日に第44回東日本新人選手権競漕大会の「男子舵手付きフォア」種目で第3位となりました。
東日本新人選手権競漕大会は、主にボートを漕ぎ始めて1、2年目の選手による東日本地区の大会です。今大会は、感染予防対策のためのさまざまな制約がある中、埼玉県戸田市の戸田ボートコースで開催されました。「舵手付きフォア」種目は、漕手が4人、舵手(コックス)1人の1チーム5人で構成されます。
クルーの1年生4人と2年生1人は、今大会が初めてのボートレースでした。コロナ禍でなかなか練習ができない中、部員同士のZoomで行うサーキットトレーニングなどの工夫をして大会に挑みました。
艇庫の前で5人は他の部員に応援されながら円陣を組み、曇りかつ肌寒い気温ながら風のないボートには絶好のコンディションの中、スタートにつきました。
1,000 m先のゴールまでのレース中は、コックスのコマンドに従い、4人の漕手はペースを上げたりキープしたり、最後の500 mは力の限りラストスパートをかけ、3位入賞を果たしました。
東工大ボート部は、この度東日本新人大会において、舵手付きフォアの種目で3位という結果を残すことが出来ました。
コロナ禍で活動が制限され、十分な練習期間がなかったものの、この結果を残せたことは非常に嬉しいです。
部活動に限らずとも、できないことを嘆くのではなく、出来ることを再確認し、精一杯頑張ることが重要なのだなとひしひしと感じました。