東工大ニュース
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10月23日~29日の1週間、大岡山北口商店街のレンタルスペースで、大岡山のまちの魅力を紹介する展示やイベントを行う「飛びまち~飛び出せ!おおお知るまちプロジェクト~(略称:飛びまち)」を、東京工業大学の学生が中心となり活動している学生団体が開催しました。
2年目となる飛びまちは、昨年と同様に半年をかけて準備を重ね、「和」をテーマとした内装や設営は全て学生が手作業で行いました。
「和」がテーマの飛びまち
おおお知るまちプロジェクトならではの切り口で大岡山の魅力を紹介するパネル展示
おいしいパンのこだわりの食べ方の写真で彩ったダンボールツリー
来場者から昔の大岡山の話を聞く
東工大の隠れた名所や普段入れない場所を案内するキャンパスツアー
大岡山かるた大会
子育てサロンとコラボして会場を子どもたちのために開放
東工大謎解きサークル「C-lock-row」が大岡山全体を使って謎解きまち歩きを実施
老若男女が集まって陶芸体験
期間中、地域の皆さんと一緒に ゴミ拾いイベントを開催
今回の飛びまちは、開催前に地域の子供たちと一緒に作った絵札と地域住民の人たちから募集した読み札を使ったかるた大会や、大岡山の街全体を使った「まち歩き謎解き」を楽しんでもらうなど、イベントのバリエーションを増やしたことで盛りだくさんの1週間となり、延べ500人以上の人々が来場しました。
私は都市・環境学コースでまちづくりを専門としていて、活動には昨年から参加しているのですが、「去年もやってたよね!」と来場者に声をかけてもらえるなど、今年は活動の波及を感じられたことが印象的でした。東工大や大岡山のまちの今と昔の姿を比較した写真展や、東工大のサークルとコラボした「謎解きまち歩き」、子どもたちやまちの方々と一緒に作り上げた「大岡山かるた」など、企画やプレイヤーがスケールアップした分準備は大変でしたが、充実感はひとしおでした。誰でも立ち寄れて交流のできる居場所があったことは、まちにとっても大きな価値のあることだったのではないかと思います。
「おおお知るまちプロジェクト」は東工大 環境・社会理工学院の建築学系や土木・環境工学系の学士課程、修士課程の学生6人が中心となって活動している学生団体です。大岡山キャンパスに通う学生たちが、「もっと大岡山のことを知って、地域の人たちや東工大生と大岡山の好きなところを共有したい」という想いをもって設立しました。主な活動内容は、ブログサイトnoteで、おおお(=大岡山)の魅力を発信することです。
「おおお知るまちプロジェクト」は未来人材応援プロジェクト「みらい創造チャレンジ」、東京工業大学 基金事業「理科教育振興支援(ものつくり人材の裾野拡大支援プロジェクト)」、「東京工業大学 環境・社会理工学院チェンジメーカー助成金」の支援を受けています。