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科目等履修生

重要 2025年度以降の科目等履修生制度の変更について

2024年6月現在

新大学の発足に伴い、東京科学大学理工学系(現・東京工業大学)の科目等履修生制度を大幅に変更します。適用対象者は2025年度前学期以降に入学する方です。出願予定の方は十分にご留意ください。(2024年度後学期に入学する方については現行制度のままです。)

◆変更点

1.
履修対象科目の範囲
科目等履修生が履修できる対象科目を、各系・コースが開講する専門科目のうち、各系・コースが選定し、開講学院の教授会の議を経て決定した科目に限定します。対象科目の内訳は毎年度変わる可能性があります。
教養科目及び特別な教育課程が設置する専門科目は対象科目となりません。例外として、東京科学大学理工学系の卒業生や退学者の方が再入学や資格取得などのために必要と認められた場合は、教養科目または対象科目として選定されていない専門科目を履修できます。
2.
履修期間更新制度の廃止
履修期間更新制度(=科目等履修生が翌年度に引き続き在籍することを希望し、認められた場合、1年間を限度に在籍期間を延長できる制度)を廃止します。その結果、翌年度に引き続きの在籍を希望する方でも新規の出願者となり、新たに検定料と入学料がかかります。
例外として、東京科学大学理工学系の卒業生や退学者の方が再入学や資格取得などのために在籍する場合は、現行制度のまま、1年間を限度に延長できます。
3.
履修申請単位数の上限
履修申請できる単位数の上限を年度ごとに10単位とします。
例外として、東京科学大学理工学系の卒業生や退学者の方が再入学や資格取得などのために必要と認められた場合は、それを超えて履修できます。

科目等履修生について

<概略>
科目等履修生制度は、社会人などの多様な学習者の要求に対応するため、大学の正規の単位を修得することができる制度です。

科目等履修生制度について

1. 入学資格

学士課程と大学院課程の授業科目があり、それぞれの授業科目に応じて、学士課程の授業科目の場合は本学学院の学士課程の入学資格、大学院課程の授業科目の場合は本学学院の大学院課程の入学資格に準じます。具体的には、学士課程は高等学校卒業程度、大学院課程は大学卒業程度と本学が認めた場合に入学が認められます。

2. 開始時期と履修期間

本学は年度二学期制のため、4月開始の前学期と10月開始の後学期に分けられます。さらに各学期を前半と後半の4つに分けた期間(クォーター)を基本として授業が行われ、大部分の授業は1つのクォーターで終了します。

3. 履修可能な科目

本学では科目等履修生制度の趣旨に鑑み、なるべく広範囲の授業科目を提供しようとしていますが、次のような授業科目は履修できません。

1.
講義室・設備・収容人数等の関係で制約がある場合
2.
系もしくはコースで提供していない授業科目
3.
教育実習等、本学の卒業生に限られるような授業科目
4.
演習、実験、実習、実技科目

4. 出願の時期等

前学期(第1クォーター、第2クォーター)から始める場合は2月中旬頃、後学期(第3クォーター、第4クォーター)から履修を始める場合は8月中旬頃に手続が必要になります。第2クォーターのみ又は第4クォーターのみ履修する場合も第1クォーター、第3クォーターから履修を始める場合と同じ時期に手続が必要になります。

なお、出願に必要な書類等は次のとおりです。

科目等履修生出願要項

1.
東京科学大学科目等履修生入学願書 エクセルファイル
2.
志望理由書
3.
最終学校の卒業・修了証明書及び成績証明書
4.
学生証発行申請書
5.
本学指定方法により検定料の支払いが確認できるもの(郵便振替払込受領証等)を台紙に貼付したもの。
郵便払込票見本 払込請求書兼受領書 貼付用紙
e-shiharai.net e-shiharai.netのメンテナンスが終了しました。8月1日(木)からご利用になれます。
「お客様控え」に印刷された枠内の「収納証明書」を切り取り「貼付用紙」に貼って提出してください。
6.
(外国籍の方)在留資格及び在留期間が記載されている外国人登録済証明書、住民票または在留カード
※ 在留期間は履修期間を満たしていること
7.
学力に関する証明書(教職科目の履修を希望する場合)
8.
その他本学が必要とする書類等
9.
科目等履修生出願チェックシート

授業科目の内容については、「OCW」という サービスから授業科目の情報を検索してください。 また、当該学期の開講科目は、出願時に当該学期の時間割で確認をすることになりますので、 受講したい科目の情報は2023年度 後学期(第3・第4クォーター)をご覧になり、おおよその計画をお立てください。
2024年度後学期 学士課程及び大学院課程の時間割(暫定版)については7月30日に公開予定です。

5. 履修の許可等

上記4の出願に基づき原則として書類選考により許可・不許可が決定されます。実験機器等の利用等授業科目によっては書類のみでなく面接等を要する場合もあります。履修選考結果と併せて入学手続きに関する書類を郵送等でお知らせします。

本学の指定する期日までに手続きが完了すれば科目履修生として許可されます。

なお、本学の授業計画上、授業科目の時間割、場所、その他担当教員の変更等もあり得ますので、履修の出願を取り消す場合等は速やかに担当係まで連絡をお願いします。

6. 単位の認定等

授業科目に応じ、学士課程の授業科目の場合は学修規程の学修の評価方法、大学院課程の授業科目の場合は大学院学修規程の履修の認定方法に準じます。履修の認定は当該クォーター末に行う期末試験等の評価により総合的に行います。評価は100点満点で表わし60点以上を合格とします。

なお、前学期(第1クォーター、第2クォーター)及び後学期(第3クォーター、第4クォーター)の成績は当該学期終了後に、本学所定の手続を経て証明書が発行できます。

7. 授業料等

必要な経費は、選考手続きのため検定料9,800円、入学料28,200円、授業料1単位当たり14,800円(令和5年度)になります。履修する授業科目によりますが最低で52,800円、たとえば授業科目1科目当たり2単位として5授業科目履修すると、検定料9,800円+入学料 28,200円+148,000円(2単位×5授業)=186,000円という計算になります。その際、一旦納入された検定料、入学料及び授業料は返金できませんので留意してくださるようお願いします。

入学時および在学中に授業料の改定が行われた場合には、改定時から新たな授業料が適用されます。

8. その他

教員免許取得を目的とする場合等、出願前に必要な単位かどうか等十分確認のうえ出願するようにしてください。
履修期間は当該授業科目の開設期間に応じ、1学期間又は年度(2学期間)になります。
履修希望する授業科目の開講年度等により期間終了後も引き続き履修を希望したい場合、 1回に限り更新が可能です。その場合、入学料や必要とする書類の一部は免除されます。
1回更新した後、引き続きの場合は 1. 願書 2. 志望理由書 3. 学生証発行申請書 4. 検定料9,800円になります。

その他不明な点のお問い合わせや出願に係る用紙等の請求は,原則窓口で直接お願いして います。
また要項を郵送にてご希望の方は、返信用封筒(角二、郵便切手140円貼付、返信先の住所記入) および「科目等履修生の要項を希望」と書いたものを同封の上、下記連絡先までお送りください。

なお、科目等履修生の関係する申請書等の用紙は、ここから入手できます。

お問い合わせ先

教務課学務グループ

Email nondegree.stu@jim.titech.ac.jp