B2Dスキーム特別選抜(B2D特別選抜)

更新日 2020年3月25日

「早く研究始めたい!」という学生の皆さんの声を受け、2019年度から「B2Dスキーム特別選抜(B2D特別選抜)」を開始しました。

これまでは学士課程4年次の「学士特定課題研究」(以下「学士特課研」)で研究を開始* していましたが、B2D特別選抜に選ばれた学生(B2D学生)は、学士課程2年次から研究を開始できます。

(* 早期卒業予定の学生は学士課程3年次後学期から学士特定課題研究で研究開始することもできます。)

「B2D」とは…学士(Bachelor)2年次から博士(Doctor)取得/進学を目指す学生のための本学独自の用語です。

B2D特別選抜の4つのメリット

1.
学士課程2年次後学期から研究開始
2.
通常より早く希望研究室を決められる
3.
系の標準学修課程とは異なる課程(カリキュラム)を選ぶことができる
4.
留学費用の援助あり

B2D学生と標準的な学生の履修例

B2D特別選抜では、自身の目指す研究からバックキャストしてB2Dでの学修内容を決める、研究分野を選ぶことを想定しています。

A 早期卒業・短縮修了のイメージ図、B 分野横断的に学修を進めるイメージ図

B2D特別選抜の選考は、2020年度から開始します。2019年度に学士課程入学の学生が1期生になります。

毎年、4月の入学時ガイダンスや全学説明会で学士課程1年次学生へ概要説明を行い、学士課程2年次の4月頃の全学説明会や系所属説明会等の機会に、履修内容や選抜方法について説明をします。

2020年度の全学説明会は、新型コロナウイルスの影響により、学士課程1年次向けの全学説明会は当面実施を見合わせます。学士課程2年次向けの全学説明会は4月後半に開催の予定です。実施の詳細が決定次第、HPやメール等でお知らせします。

B2D特別選抜への応募方法、選抜プロセス

B2D特別選抜に応募できるのは、B2Dスキームに参加している系に所属する学生に限ります。

応募要項や申請書は、学士課程2年次向け全学説明会で配布します。応募を考えている方はこの説明会へ必ず参加してください。どうしても参加できない場合は、教務課教育企画グループ(kyo.kyo@jim.titech.ac.jp)へご連絡ください。

2020年度の選抜審査の予定は以下の通りです。

  •   4月後半: B2D特別選抜 学士課程2年次向け全学説明会
  •   説明会当日~5月後半: 出願期間
  •   6月中: 一次選抜(書面審査)、選抜が終了した系から順次結果通知
  •   7月初旬: 一次選抜合格者へのB2D担当教員によるメンタリング開始(B2D特別学修課程準備開始)
  •   8月前半: 二次選抜(面接審査)プレゼンテーション等
  •   9月初旬: 二次選抜結果通知
  •   9月中: B2D特別学修課程の決定
  •   第3Q(10/1(木)~): B2D特別学修課程での学修開始(研究開始)

B2Dスキーム参加系および連絡先(2020/1/1現在)

B2D特別学修課程

B2D特別選抜では、所属系の標準学修課程によらない「B2D特別学修課程」を設定します。

B2D特別学修課程は、学生一人ひとりのキャリアを踏まえた、テーラーメイド型のカリキュラムです。B2D特別学修課程の設計は、所属系のB2D担当教員のメンタリングを受けながら行います。

B2D学生は、学士課程2年次後期から希望の研究室の研究に触れ、具体的に進みたい研究分野を決めることができるB2D共通科目「B2D研究基礎」、さらに、進みたい研究分野の方向性が固まった場合には、学士課程3年次前期以降でB2D共通科目「B2Dプレ研究実践」を履修することができます。「B2Dプレ研究実践」では、希望の研究室で、学士特課研の先取り学修が可能となります。

B2D共通科目は以下の2科目があります。詳しくはシラバスをご確認ください。

◆ B2D研究基礎  : 各学期0-1-0。研究室で、研究のやり方を学び、研究テーマを探す・考える

◆ B2Dプレ研究実践: 各学期0-2-0。研究テーマがほぼ決まり、学士特課研に準じた研究に着手

授業科目以外でのB2Dに関連する学修として以下のフォーラムを開催します。

■ B2Dフォーラム : 異分野のB2D学生とグループワーク等を通した、研究活動に関わる情報交換

B2D学生の学士特定課題研究 着手要件と審査の観点

B2D学生の学士特課研着手要件は以下のとおりです。

1.
3年以上在学していること。(注:早期卒業の場合は2年6月又は3年)
2.
文系教養科目、英語科目、第二外国語科目、理工系教養科目において全学共通の要件(学修案内の「1.総説」の表2)を満たすこと。
3.
所属する系で承認されたB2D特別学修課程において、研究関連科目およびその他専門科目を110単位以上修得していること。
4.
学修案内「22.B2D特別学修課程」* において各系で定める要件を満たすこと。

* 2019年度入学生の学修案内には、「22.B2D特別学修課程」の頁はありませんが、学士2年次向け全学説明会等にて当該資料を配布の予定です。


B2D特別学修課程での学士特課研の内容審査では、以下の観点が審査項目として追加されます。

1.
2年次第3Qから学士特課研申請までの期間に開催された、すべてのB2Dフォーラムに、原則、参加していること。
2.
2週間以上の留学(語学留学でも可)を行ったこと。(ただし、学士特課研終了後や修士課程において留学を計画している場合は観点から除く。)

※ 1.については、やむを得ない理由により参加できない場合は予め申し出ること。

※ 2.については英語が母語である、あるいは熟達者の場合は、修士課程進学後に研究留学を推奨。

B2D学生の卒業要件・修了要件

B2D学生の学士課程卒業要件は以下のとおりです。

1.
文系教養科目、英語科目、第二外国語科目、理工系教養科目において全学共通の要件(学修案内の「1.総説」の表2)を満たすこと。
2.
学生が所属する系で承認されたB2D特別学修課程において、卒業に必要な124単位以上を修得していること。
3.
学修案内「22.B2D特別学修課程」* で、各系で定める要件を満たすこと。
4.
B2D共通科目「B2D研究基礎」(各学期:0-1-0)または「B2Dプレ研究実践」(各学期:0-2-0)から、少なくとも2科目を履修していること。ただし、そのうち1科目は「B2D研究基礎」のいずれかを含む。

* 2019年度入学生の学修案内には、「22.B2D特別学修課程」の頁はありませんが、学士2年次向け全学説明会等にて当該資料を配布の予定です。

注1:系の判断で、「研究プロジェクト」(必修科目、学士特課研の履修のための要件の一つ)を上記3.の要件で読み替える場合がある。詳細は系に問い合わせること。

注2:B2D共通科目は、夏季休暇や春季休暇中に集中講義として実施する場合がある。

注3:「B2Dプレ研究実践」は、「B2D研究基礎」のいずれかを修得後に履修可。

B2D学生の修士課程・博士後期課程の修了要件は以下の予定です。

1.
選択したコースの標準学修課程の修了要件を満たす。
2.
修士課程在籍中までに(学士課程を含む)2週間から1ヶ月程度の留学、博士後期課程在籍中に3ヶ月以上の研究留学を実施する。
3.
大学院課程在籍中に「B2Dフォーラム」において1回以上事例発表等を行う。


※B2D特別学修課程から所属系の標準学修課程に戻る場合

 B2D特別選抜は、博士後期課程への進学を奨励するための仕組みであり、進学を強制するものではありません。目指す将来像が途中で変わってきた場合など、所属系の標準学修課程に戻ることも可能です。

何か相談したいことなどあれば所属系のB2D担当教員へ連絡してください。なお、所属系の標準学修課程に戻った場合でも博士後期課程を目指すことができます。