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クラリベイト・アナリティクス社の引用論文著者リストに細野秀雄栄誉教授と前田和彦准教授

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公開日:2019.12.06

世界中で引用された論文が多い科学者を調べるクラリベイト・アナリティクス社の2019年版Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)リストが11月19日、発表され、東京工業大学から細野秀雄栄誉教授(選出分野:クロスフィールド(複合領域))と理学院 化学系の前田和彦准教授(選出分野:化学)の2人が選出されました。細野栄誉教授と前田准教授は2018年も同リストに選ばれています。

クラリベイト・アナリティクス社によると、このリストは同社の学術文献データベースWeb of Science(ウェブ・オブ・サイエンス)をもとに、世界のすべての論文のうち引用された回数が上位1%に入る論文を発表した著者を、高い影響力を持つ研究者として選出しています。2019年は計6,216名の著者が選ばれました。

同リストによると、対象となった細野栄誉教授の出版件数は1,138件、引用総件数は60,681件、前田准教授の出版件数は208件、引用総件数は26,242件です。

細野栄誉教授のコメント

細野秀雄栄誉教授
細野秀雄栄誉教授

これまでは鉄系高温超伝導とIGZO-TFT関係の論文が対象になっていたようですが、今回はそれにエレクトライド系のアンモニア合成触媒の論文も含まれたようで、複合領域で選定されています。分野横断型の研究を目指しているので良かったと思います。共同研究者の方々とスポンサーに感謝いたします。

論文の引用数は研究の価値を計る一つの指標ですが、物質・材料の研究では、どれだけ社会的インパクトがあったかの方が遥かに重要です。

IGZO-TFTは大型有機ELテレビなど最新型のディスプレイの駆動を実現しました。アンモニア合成触媒も社会に見える形にしたいと思います。

前田准教授のコメント

前田和彦准教授
前田和彦准教授

私が継続して行っている光触媒の研究に関連して、昨年に続き2年連続でHighly Cited Researchersに選出されたことを誇りに思います。選出の重要な要素でもある“Top1%論文”を振り返ると、共同研究者と酒宴の席で交わした何気ない会話の中での気付き、あるいは学生の優れた着想に端を発して論文発表に至ったものが多数あります。素晴らしい環境で研究活動ができることに感謝し、国内外の共同研究者とうまく協働しながら、学生諸氏が自由な発想で研究に打ち込める環境を提供できる研究者・指導者であり続けたいと考えています。

そしてこれからも、関連分野の研究者に使ってもらえる新しい物質や要素技術を生み出し、時として異分野の研究者や一般の方にもひらめきと感動を与える成果の創出を目指すことで、本学の(ひいては我が国の)研究力を世界にアピールしていく所存です。

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