東工大ニュース
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東京工業大学は2023年8月10日に、「高校生・受験生のための東京工業大学オープンキャンパス2023」を開催しました。
オープンキャンパス2023は「発見しよう。きみにとっての“東工大”」をテーマとして、参加者がリアルな東工大を体験し、本学の魅力を肌で感じることができるように、さまざまなプログラムを用意しました。キャンパスでの開催は4年ぶりで、約10,000人の高校生・受験生とその保護者が来場しました。また、来訪が難しい人を対象としたオンライン配信には、約3,000人が参加しました。
当日の全学・学院説明会やプログラムの一部は、東工大公式YouTubeチャンネルや東工大の高校・受験生サイトでアーカイブ動画を公開しています。
全学説明会では、東工大への進学を検討する高校生・受験生に大学の概要を理解してもらうために、教育・研究環境、入試の概要や東京医科歯科大学との統合後の新大学について説明を行い、参加者からの質問にも答えました。
また、6つある学院それぞれの特色や教育・研究内容などを紹介する、各学院の説明会も行いました。いずれの説明会も別会場でパブリックビューイングによる中継をし、大勢の人が足を運ぶ注目度の高いプログラムとなりました。
東工大の学士課程で受講する講義の模擬体験と、4年目から所属することになる研究室を体験するための研究室公開を行いました。公開は100近い研究室で行われ、最先端の研究成果を生み出している幅広い分野の研究を体感してもらい、参加者からも好評を得ました。
「入試・各学院個別相談会」「キャンパスライフ相談会」「留学相談」「高専生向け個別相談会」などの各種相談ブースを設け、来場者からの疑問・質問に教職員が丁寧に答えていました。
また、現役東工大生に何でも質問できる相談会や、学生たちが大学生活についてさまざまなことを語り合う座談会は、高校生・受験生と現役学生とのリアルなコミュニケーションの場となり、入学後の生活が分かる企画でした。
2024年度10月に東工大は東京医科歯科大学と統合して、東京科学大学に生まれ変わります。新しい大学をつくり上げていくために、両大学はさまざまな場面で対話と熟議を重ねているところですが、そのような中、未来の大学生にも新大学をつくる一端を体験してもらおうと企画されたプログラムが、「1日学長宣言」です。
「1日学長になったら、どのようなことをしたい?」をテーマに考えたことを発表し、オープンキャンパスでの1日を振り返りながら、参加者みんなで「大学をつくる」体験をしました。このプログラムには東工大の益一哉学長と東京医科歯科大の田中雄二郎学長も参加し、参加者と熱心に意見を交換しました。