東工大ニュース
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5月18日、東京工業大学学修コンシェルジュJr.(ジュニア)国際班(学生支援センター未来人材育成部門に所属する学生スタッフ)によるお散歩企画、「東京ウォーターフロントエリア ウォーキングツアー」が開催されました。
お散歩企画は、学修コンシェルジュJr.国際班が国際交流イベントの一環として2023年度にスタートしたもので、初年度は世田谷区の等々力渓谷(5月)、鎌倉(6月)、文京区の谷根千(谷中・根津・千駄木)と六義園(12月)で開催しました。
2024年度1回目のお散歩企画は若者に人気のウォーターフロントエリアを選び、東京の埋め立ての歴史を学びながら国際交流と日本の現代文化への理解を深めてもらうことを目的として企画しました。天王洲アイルの夜景を楽しむために集合時間を午後2時40分とし、街なかでのアート探しや運河沿いの散策など、ゆったりした時間を過ごせるように行程を組みました。
ツアーには、中国、インドネシア、ドイツ、イタリア、スイス、フランス、ハンガリーの7ヵ国からの留学生らが参加し、希望の言語別に2、3人の小グループを作りました。英語が6グループ、中国語が2グループの計8グループができ、1つのグループに1人の学修コンシェルジュJr.国際班のメンバーが引率者として入りました。
一行は、東京臨海高速鉄道りんかい線の東京テレポート駅を出発してお台場を巡り、ガンダムベースや自由の女神像、お台場海浜公園、フジテレビ本社、東京臨海部広報展示室(TOKYOミナトリエ)などを見学しました。その後、街なかに点在するアートを探しながら夕暮れの天王洲アイルを散策し、午後7時半にJR品川駅で解散しました。
約5時間のツアーの行程では、海岸で腰を下ろして海を眺める、カフェでコーヒーを飲むなどの休憩時間も入れました。海岸を歩きながら東工大生共通の話題で盛り上がったり、自国の文化を紹介しあったりし、たそがれ時の空の変化を感じながら、ゆったりとした初夏の土曜日の午後を楽しみました。
ツアー後、参加者からは、「ツアーの行程がよく考えられている」、「小グループに分かれて散策したので、臨機応変に行動できるところが良かった」、「事前学習資料にミナトリエの展示内容に触れた情報を入れて欲しかった」などの感想が寄せられました。