大学院で学びたい方

学びの体系

世界で活躍し社会に貢献する人材を育成する教育カリキュラム。

原子核工学コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、達成度や習熟度に併せて体系的に学べるように構成しています。

    • 東京工業大学
    • 他大学・
      高専専攻科等
  1. 入学試験

     
    学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  2. 修士課程
    ( 2年 )※1

    科目コード:400番台~500番台

    学士課程において学んだ理工学の体系的もしくは総合的な知識をもとに、原子核工学の高度な専門知識、幅広い視野と教養、高い倫理観と社会的責任感を身につけ、更に講究科目及び修士論文研究によってより高度な専門知識、論理的対話力及び文書作成能力、実践的問題解決能力と創造性を身につけることができるよう構成されています。

    • 原子炉工学科目群
      原子炉は様々な技術が複合した巨大システムです。本科目群では原子炉システムを体系的・俯瞰的に理解するのに必要な基盤的工学を学修します。
    • 原子炉廃止措置工学科目群
      福島第一原子力発電所や今後増える寿命を終えた原子炉の安全な廃炉を進める上で必要となる基盤的工学を学修します。
    • 核燃料サイクル工学科目群
      原子炉を運転する上で必要不可欠な燃料の製造・供給・使用済み燃料の安全な処理・処分に関する基盤的工学を学修します。
    • 放射線生物学・医学科目群
      放射線の人体や生物への影響に関する正確な知識は原子力利用の安全性を考える上で必要不可欠です。本科目群では放射線の生物への影響や医学利用を学修します。
    • 核融合・加速器工学科目群
      核融合は将来のエネルギー問題を解決すると期待される技術です。また加速器は医療分野・自然科学分野でますますその利用が広がっています。本科目群では、核融合炉及び加速器の基盤的工学を学修します。
    • 原子核工学基盤科目群
      原子力分野で活躍が期待される研究者・リーダーには、高い倫理観と社会的責任感および様々な安全規制に関する知識が不可欠です。本科目群ではこれらの分野を学修します。
    • 原子核工学広域先端科目群
      原子力利用・放射線利用を有効に進めるためには、単に関係する工学の知識ではなく、幅広い工学分野や資源・自然とエネルギーの関係、安全やセキュリティーと社会との関係といった分野についての理解が不可欠です。本科目群では、これらの分野の最先端の知見を学修します。
    • インターンシップ科目群
      卒業後真に役立つ能力を身につけるためにはインターンシップ等で実際の企業等での活動を経験し、大学での勉学の意義と自己の将来の目標について考える機会を持つことが極めて有効です。本科目群では、国内外及び廃止措置工学に関連したインターンシップを行います。
    • 講究科目群
      修士論文研究に関連したセミナー、論文購読等を行います。

    ※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    <機械系>

    <電気電子系>

    <材料系>

    <応用化学系>

    <融合理工学系>

    1. 修了

    2. 進学審査
      修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
    1. 他大学・社会人

    2. 入学試験
      他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  3. 博士後期課程
    ( 3年 )※2

    科目コード:600番台

    修士課程で身につけた原子核工学の高度な専門知識、幅広い視野と教養、高い倫理観と社会的責任感、論理的対話力及び文書作成能力、実践的問題解決能力と創造性を一層向上させ、さらに課題を発見・探求する力、新たな知見を創造する能力、発信する力、新たな分野を切り拓き先導する力、国際的に通用するリーダーシップを身につけることができるよう構成されています。

    • 原子炉工学科目群
      修士課程で身につけた原子炉工学の知識を最先端の研究も含めより深く実践的に学修します。
    • 核燃料サイクル工学科目群
      修士課程で身につけた核燃料サイクル工学の知識を最先端の研究も含めより深く実践的に学修します。
    • 核融合・加速器工学科目群
      修士課程で身につけた核融合・加速器工学の知識を最先端の研究も含めより深く実践的に学修します。
    • 派遣プロジェクト科目群
      学外の研究機関や企業、海外の大学等で研究活動を行うことで、より高度な知識・経験を身につけます。
    • 講究科目群
      博士論文研究に関連したセミナー、論文購読等を行います。

    ※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    <機械系>

    <電気電子系>

    <材料系>

    <応用化学系>

    <融合理工学系>

  4. 修了