ToTAL/OPENプログラム「合意形成のための交渉プロセス(全2回)」
公開日:2021.06.04
ToTAL科目「社会課題の認知ワークショップA/C」ならびに「修士/博士リーダーシップ・グループワーク特論(S)」のコンテンツ(ワークショップ)で、ToTAL/OPENプログラム*でもある「合意形成のための交渉プロセス(全2回)」の参加者を募集します。
交渉=コミュニケーション。交渉を学ぶことで対話力を磨くことにつながります。交渉理論では体系的に対話を組み立てるアプローチを学びます。理論学習とロールプレイによる実践の繰り返しで交渉スキルが身に付き、コミュニケーション力を養います。一対一の交渉プロセスは、多数当事者が関与する合意形成の基礎となります。
Day 1:交渉の基礎 1
交渉の基礎理論
交渉で最も重要なのは準備です。準備が交渉の成否を分けると言っても過言ではありません。何となく交渉を始めてしまうと相手のペースに巻き込まれたり、言いたいことが言えないこともあるでしょう。交渉理論を学び、どうコミュニケーションを組み立てれば良いのかを考えます。コミュニケーションに苦手意識を持っている人には、会話づくりの指針にもなるはずです。
分配型交渉
「交渉」と聞いたときに、一般的にイメージされるのが分配型交渉です、限られたパイをどちらか一方が多く取る交渉方法でWin-Lose型とも言われます。土地の売買交渉を題材にロールプレイを行い、実際の交渉を体感します。
Day 2:交渉の基礎 2
統合型交渉
価値を創造するスタイルの交渉です。パイを取り合うのではなく、その大きさ自体を広げていこうとするもので、Win-Win型とも言われています。給与交渉を例に、クリエイティブに解決方法を模索する方法について、ロールプレイを通して学びます。
メディエーション
当事者同士で解決が難しい場合、第三者のサポートを受けて合意形成を目指すことがあります。その際、当事者同士の対話を促進するのがメディエーターの役割です。一対一での交渉と比べて第三者の関与があると合意形成はどのように変わるのか、ロールプレイを通して体感します。
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ToTAL/OPENプログラム
ToTAL登録生向けに設計した下記科目の履修、および、科目コンテンツ(ワークショップ)への単体の参加を、ToTAL登録生以外の学生の皆さんにも可能にしています。大学院生は、科目として正式な履修も可能(単位付与、GA付与)ですし、また、大学院生・学部生を問わず、各科目のコンテンツ(ワークショップ)単体に、アド・ホックで参加することも可能です(単位はつきません)。
- リーダーシップ・グループワーク基礎 I/II(S)、I/II(F)
- 修士リーダーシップ・グループワーク実践 I/II(S)、I/II(F)
- 博士リーダーシップ・グループワーク実践 I/II(S)、I/II(F)
- 修士リーダーシップ・グループワーク特論 (S)、(F)
- 博士リーダーシップ・グループワーク特論 (S)、(F)
- プロフェッショナルと価値創造 A/C、B/D
- 社会課題の認知ワークショップ A/C、B/D
尚、ToTAL/OPEN Programsの各科目を、大学院生が科目履修する場合の、開講時期、単位数、GAは下記の通りです。
合意形成のための交渉プロセス(全2回)
ファシリテーター
渡邊真由 / 立教大学 特任准教授
日時と場所
Day 1:2021年7月17日(土)14:00 - 18:30 大岡山キャンパス 石川台7号館Mishima Hall
Day 2:2021年7月31日(土)14:00 - 18:30 大岡山キャンパス 石川台6号館426号室
参加資格
学部生・大学院生
参加希望の方
ToTAL/OPENプログラムのスケジュール表(兼参加申込用紙)を下記ページからダウンロードし、必要事項を記入の上、返送して下さい。
【Open Programs】2021 1Q2Q ToTAL/OPENプログラムの概要資料及びスケジュール表(兼参加申込用紙)および オンライン・オープン・オフィス|ToTAL - 東京工業大学リーダーシップ教育院
参加申込用紙の送付先・問合せ先
リーダーシップ教育院(ToTAL)/山田特任教授
total.tokunin@total.titech.ac.jp
- ToTAL/OPENプログラム「合意形成のための交渉プロセス(全2回)」 チラシ
- 【Open Programs】2021 1Q2Q ToTAL/OPENプログラムの概要資料及びスケジュール表(兼参加申込用紙)および オンライン・オープン・オフィス|ToTAL - 東京工業大学リーダーシップ教育院
- ToTAL - 東京工業大学リーダーシップ教育院