特別セミナー ロンドン科学博物館
公開日:2015.11.24
ロンドン科学博物館(1857年設立)は、その歴史あるコレクション、数々の荘厳なギャラリーや見る人に感動をもたらす展示で世界的に知られています。コレクションの中には、マイクロチップから航空機までの数百万ものオブジェクトが収蔵されています。また、絶え間ないイノベーションと新陳代謝を繰り返し、新しいギャラリーや学習ゾーン、訪問者用設備や人が集うスペースを作り出しています。
博物館は、もともと学齢期の子どもたちの間では人気でしたが、大人のライフスタイルや期待に見合う洗練された展示を提供することによって、大人の訪問者数も伸ばすようになりました。モスマン博士とナーワル氏は科学博物館のいろいろな取り組み、とくに社会における科学・工学の担う不可欠な役割を一般と分かち合い楽しむ最新の イノベティブな方法を紹介します。
開催概要
日時 |
2015年12月2日(水) |
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場所 |
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お申込 |
参加希望の方はこちらのページ ![]() |
プログラム
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第1部 17:00~18:30
プレゼンテーション「科学技術コミュニケーション:ロンドン科学博物館におけるイノベーション」
スーザン・モスマン博士(ロンドン科学博物館 シニア展示マネージャー)
ジン・ナーワル氏(インタラクティブ・ギャラリーおよび"Explainer"チームリーダー
挨拶:丸山俊夫 東京工業大学理事副学長
場所:百年記念館 3階 フェライト記念会議室 -
第2部 18:30~20:00
ワークショップ「東工大博物館の未来をみんなでリデザイン!」
場所:百年記念館 1階ラーニング&インフォメーション・コモンズ ワークショップ
ゲストプロフィール
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スーザン・モスマン博士
シニア展示マネージャー、科学技術から医学まで多岐にわたるテーマを手がける、展覧会プロジェクト監督。材料科学の主任キュレーターとして2007年「可塑性:プラスチック作りの100年」展覧会を企画・監督。著書に"Fantastic Plastics(素晴らしいプラスチック)"(2008)」および"Early Plastics:perspectives1850-1950(初期のプラスチック:1850年-1950年の視点)"。考古金属工学で博士号、先端材料技術学で修士号を取得。
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ジン・ナーワル氏
インタラクティブ・ギャラリーおよび博物館"Explainer"チーム リーダー。ローンチ・パッド(年間110万のビジターを誇るイギリスの最大のインタラクティブギャラリー)管理チームの共同責任者、毎年ショーや物語りを用いた25万件以上のライブインタラクションを統括。60名以上のスタッフから成るチームを管理。