TEDコミュニティープログラム TED×Titech
どんな活動をされていますか?
TED (テッド)という名称は、テクノロジー、エンターテインメント、デザインが一体となって未来を形作るという考えに由来します。TED×とは、TEDの「よいアイデアを広めよう(Ideas Worth Spreading)」の精神に基づいて世界各地で独自に運営されているプログラムです。
TED×Titechは、2012年から始まった、TEDからライセンスを受けたTED×コミュニティーの一つです。TED×Titechは、東京工業大学に世界を変えるアイデアの発信力を求め、情熱を持ってTEDの「広める価値のあるアイデア」を広めて行くというミッションを遂行することを目的としています。
年に1回、イベントを開催していて、2014年は12月に開催しました。ホール内でのプレゼンがメインのイベントです。今回は、ホール内の装飾にもこだわって開催をしました。
この活動を通して、どのような学びや気づきがありましたか?
たった1日だけのイベントですが、試行錯誤をしながら、しっかりと準備を進めました。
会場の演出や設営も自分たちでやりました。ステージがない会場に、ステージをつくるところから始めたので、限りある予算の中で角材等の資材を取り寄せたり、演出方法やスピーカーがスピーチをより良くするための手助けをしたりと、メンバーと協力しながら、目標に向かって取り組む楽しさと苦労を味わうことができました。
東工大のイベントメンバーはもちろん、同じようなイベントしている他校の学生にヘルプで入ってもらったり、社会人の方にも参加していただいたり、多くの人とコミュニケーションをとりながら、準備を進めたのですが、その中でチームワークの大切さやチームマネジメントの難しさも学ぶことができました。
TED×Titechは、東工大では珍しいイベントです。一般の人にも参加してもらったり、スピーカーとして色々な分野の人に来てもらったり。理系の専門分野に特化せずに色んな人が集まる大きなイベントは学内にはあまりありません。
今回のイベントを通して、東工大のことを客観的に見ることができました。そこで感じたのは、もっと色々なことが東工大でできるのではないかということです。東工大生の優秀さを感じたし、面白い人が多いということにも気づきました。皆が集まれる場をつくったら、もっと色んなことができるのではないかと感じました。もっと色んなイベントが増えるといいなと思いましたし、TED×Titechが大きなイベントになるといいなと思います。
全てが自分たちの思った通りにならないこともありましたが、「楽しかった」という感想を聞くと本当に嬉しかったです。もっとできたと思うことも多くあったので、来年に活かしていきたいです。
寄附頂いている方・卒業生の方へのメッセージをお願いします。
TED×Titechは、基金からのサポートをいただいて開催をしています。
基金室に寄附をいただいている皆様に本当に感謝しています。このご支援がないとイベント自体が開催できません。
また、今回のイベントでは、基金だけではなく、会場を使うに際してのアドバイスをいただいたり、イベント運営時の助言をいただいたりと、卒業生の方には本当に助けていただきました。もっともっと、卒業生の方にもこのイベントを知っていただきたいです。そして、来年は、是非参加して頂きたいですし、スピーカーとして登壇もして頂きたいです。
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山下慶太郎 工学部制御システム工学科 4年
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皆葉仁美 工学部建築工学科 3年
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木村聡太 工学部電気電子工学科 3年
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阿部光葉 工学部建築工学科 3年
(インタビュー実施:2015年1月22日時点)
東京科学大学 社会連携課
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