東京工業大学基金
東京工業大学基金
© Nobel Media AB 2016 Photo: Alexander Mahmoud
東京工業大学は130年以上にわたり、卓越した研究成果を創出し、優秀な理工系人材を輩出してまいりました。
2016年に大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」によりノーベル生理学・医学賞を受賞したことは誠に喜ばしいことであり、自然科学現象の解明に真摯に取り組む基礎研究の重要性を改めて認識する契機となりました。
「大隅良典記念基金」は、大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したことを機に、将来の日本を支える優秀な人材を育成するため、経済的支援が必要な学生が本学で学ぶための修学支援並びに長期的な視点が必要な基礎研究分野における若手研究者支援の推進など、研究分野の裾野の拡大を目的として設立するものです。
大隅栄誉教授は、ノーベル賞受賞記念講演において、「科学を何かに役立てるためのものではなく、文化としてとらえ、育んでくれる社会になってほしい」と訴えました。また、他の機会には、日本の大学の基礎体力が非常に低下していることを心配し、若い人がチャレンジングな課題に取り組める環境整備や次世代を担う研究者の育成支援について要望しています。
このたび、大隅栄誉教授からの多額の寄附を原資として、将来の日本を支える優秀な人材を育成するため、経済的支援が必要な学生が本学で学ぶための修学支援、並びに長期的な視点が必要な基礎研究分野における若手研究者支援の推進など、研究分野の裾野の拡大を目的として、東京工業大学基金の中に「大隅良典記念基金」を設立することにいたしました。
本学は2030年には世界トップ10に入るリサーチユニバーシティを目指しております。「大隅良典記念基金」を充実させ日本の科学の発展に寄与すべく努力してまいりたいと思っております。
つきましては、「大隅良典記念基金」に対するご理解をいただき基金充実のためご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
次の方法でお申込みいただくことができます。
銀行振込につきましては、寄附のお申込み画面にて、振込方法「銀行振込」をご指定いただくことにより、振込用紙の送付等のご案内をさせていただいております。
個人や法人からの本基金に対するご寄附については、個人の方の場合は、所得税法上の寄附金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けることができます。また、法人の場合は、法人税法により全額損金算入となります。
詳しくは、税制上の優遇措置のページをご覧ください。
平成31年度 東京工業大学基金奨学金「大隅良典記念奨学金」の募集を開始
2018.09.04
東京工業大学は、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典栄誉教授からの多額の寄附を原資として、2017年1月に「大隅良典記念基金」を設置しました。
2018.06.20
5月26日、大岡山キャンパス70周年記念講堂にて、2018年度以降の学士課程入学者を対象とする「大隅良典記念奨学金」の第1回授与式を開催しました。同日に開催されたホームカミングデイ2018の大隅良典栄誉教授特別講演会に先立ち行われたもので、この4月に本学学士課程に入学した5名に対し、益一哉学長から奨学生証が授与されました。
平成30年度 東京工業大学基金奨学金「大隅良典記念奨学金」の募集を開始
2017.09.01
東京工業大学は、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典栄誉教授からの多額の寄附を原資として、2017年1月に「大隅良典記念基金」を設置しました。
大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」により、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。
寄附の使用用途を指定できます。