教育
教育
東工大は、学生が自主的に学修分野や進路、キャリアを選択できる教育体系を整えています。
学士課程入学から博士後期課程まで、複数の機会に自分の学修したい分野を選択、変更できます。
また、専門分野を深く学べるという東工大らしさを活かしつつ、希望すれば、その他の分野も広く学べるような教育体系であることも、東工大の特徴です。
入学する時に学修する分野を1つに絞る必要はありません。
学士課程1年目は、理工系や文系の多様な教養科目と、学院ごとの専門分野の科目を幅広く学修します。
年明け以降、1年目の学修を踏まえて、学士課程2年目に系を選択、所属します。
系で自分が選択した分野の専門科目を勉強しつつ具体的にどのような研究テーマに取り組んでいる研究室で勉強したいかを絞りこみます。
【四大学連合・複合領域コース】
東京医科歯科大学、一橋大学、東京外国語大学、及び東京工業大学は、四大学連合憲章を締結し、その憲章に基づき、下記の複合領域コースを設置しています。
総合生命科学コース
海外協力コース
生活空間研究コース
科学技術と知的財産コース
技術と経営コース
文理総合コース
医用工学コース
国際テクニカルライティングコース
これらのコースの受講者は、東工大で専門的な知識と技術を身につけながら四大学連合の協定大学で新たな専門分野を学ぶことができ、コースが定める履修科目の所要単位を修得し合格した場合に、コース修了が認定されます。
【グローバル理工人育成コース】
東工大の教育目的・特色を踏まえた魅力的なグローバル人材の育成のためのコースです。
高度科学技術人材の活躍の場は、先進国に留まらず新興国の様々な分野へ広がっています。グローバルに活躍できる高度科学技術人材には、優れた専門力に加えて
探究心とチャレンジ精神
異なる文化を理解しながら課題解決に向けてリーダーシップを発揮できる能力
異なる文化や専門性を持つ人々と協働できる能力
が求められます。
東工大では、学士課程卒業生の約9割が大学院に進学するという特徴を踏まえ、大学院課程修了後に新興国を含む世界でリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的として「グローバル理工人育成コース」を設置しています。
自分で選択した教員(系担当)の研究室において、学士特定課題研究を行います。
コース選択
大学院課程では、学院・系に入学しコース(大学院課程教育プログラム)を選択します。専門職学位課程も有しています。修士課程では、学士課程で学修した分野と同じ系にするか、あるいは、別の系にするか、自由に分野を選択して入学試験を受けることができます。
複数の学問領域からなるコース
地球規模の社会的課題を解決するためには、専門分野だけにとらわれず、様々な分野の知見を活かすことが必要です。そこで東工大には、異なる学問領域を融合し、新たな学問領域を確立した上で教育にあたる先駆的なコースとして、複数の学院や系にまたがっている「複合系コース」があります。
大学院課程では、自分が選択したコースで、専門科目を勉強しつつ、研究室で研究に取り組み、論文を作成します。
修士課程では、学修方法が主に2つあり、自分で好きなように学修できます。
【専門学修】(修士課程・博士後期課程共通)
最も一般的な学修方法で、コースで主たる専門分野を集中的に学修します。
【広域学修(副専門学修)】(修士課程)
主たる専門分野と異なる分野を、体系的に学びます。全コースが、他コースの学生のために副専門学修のためのカリキュラムを明示しています。修了すれば、修了証書が大学から授与されます。
【広域学修(特別専門学修)】
(修士課程・博士後期課程共通)
最先端分野や社会的な課題に対応するため、全学的な見地からコースとは別に特別なカリキュラムを設定しています。修了すれば、修了証書が大学から授与されます。
※上記は、標準的な学修パターンです。
※上記は、標準的な学修パターンです。
入学する時に学修する分野を1つに絞る必要はありません。
1年目
2~3年目
【四大学連合・複合領域コース】
東京医科歯科大学、一橋大学、東京外国語大学、及び東京工業大学は、四大学連合憲章を締結し、その憲章に基づき、下記の複合領域コースを設置しています。
これらのコースの受講者は、東工大で専門的な知識と技術を身につけながら四大学連合の協定大学で新たな専門分野を学ぶことができ、コースが定める履修科目の所要単位を修得し合格した場合に、コース修了が認定されます。
【グローバル理工人育成コース】
東工大の教育目的・特色を踏まえた魅力的なグローバル人材の育成のためのコースです。
高度科学技術人材の活躍の場は、先進国に留まらず新興国の様々な分野へ広がっています。グローバルに活躍できる高度科学技術人材には、優れた専門力に加えて
が求められます。
東工大では、学士課程卒業生の約9割が大学院に進学するという特徴を踏まえ、大学院課程修了後に新興国を含む世界でリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的として「グローバル理工人育成コース」を設置しています。
4年目
※上記は、標準的な学修パターンです。
コースの選択
コース選択
大学院課程では、学院・系に入学しコース(大学院課程教育プログラム)を選択します。専門職学位課程も有しています。修士課程では、学士課程で学修した分野と同じ系にするか、あるいは、別の系にするか、自由に分野を選択して入学試験を受けることができます。
複数の学問領域からなるコース
地球規模の社会的課題を解決するためには、専門分野だけにとらわれず、様々な分野の知見を活かすことが必要です。そこで東工大には、異なる学問領域を融合し、新たな学問領域を確立した上で教育にあたる先駆的なコースとして、複数の学院や系にまたがっている「複合系コース」があります。
コースで学修
大学院課程では、自分が選択したコースで、専門科目を勉強しつつ、研究室で研究に取り組み、論文を作成します。
修士課程では、学修方法が主に2つあり、自分で好きなように学修できます。
【専門学修】(修士課程・博士後期課程共通)
最も一般的な学修方法で、コースで主たる専門分野を集中的に学修します。
【広域学修(副専門学修)】(修士課程)
主たる専門分野と異なる分野を、体系的に学びます。全コースが、他コースの学生のために副専門学修のためのカリキュラムを明示しています。修了すれば、修了証書が大学から授与されます。
【広域学修(特別専門学修)】
(修士課程・博士後期課程共通)
最先端分野や社会的な課題に対応するため、全学的な見地からコースとは別に特別なカリキュラムを設定しています。修了すれば、修了証書が大学から授与されます。
21世紀において、理工系大学が果たす役割は無限に拡がっています。地球規模で課題となっているテーマは多くあります。そのほとんどが、理工系大学の研究テーマであり、解決の道標をつけることが、私たちの役割です。これらの地球規模の社会的課題を解決するためには、専門分野だけにとらわれず、様々な分野の知見を活かすことが必要です。
このような力を持った人材を輩出するために、大学院課程には、異なる学問領域を融合し、新たな学問領域を確立した上で教育にあたる先駆的なコースとして複数の学院や系にまたがっている「複合系コース」があります。
エネルギー・情報コース
エネルギー学×情報科学の融合による
エネルギー社会の構築と変革
複雑に発展したエネルギー関連技術を各系の高度専門性に基づき再構造化し、多角的に発展する情報科学と融合した新たな学問領域“多元的エネルギー学理”を開拓します。常に激変する環境エネルギー問題の解決を目指し、本質を見抜く俯瞰力と洞察力、自立的な課題抽出・解決力を兼ね備え、国際的リーダーシップを発揮してイノベーションを牽引できる人材を養成します。
エンジニアリングデザインコース
エンジニアリングデザインを通じて
社会の様々な課題の解決に寄与する
既存の科学・工学体系を俯瞰的に理解しながらもその枠に囚われずに、人類が抱える様々な課題の解決に寄与し、社会で求められる新たな技術・価値・概念の創出に貢献できる能力、すなわち、エンジニアリングデザイン能力の涵養を目標とします。
ライフエンジニアリングコース
ひとの健康を守り、ひとに優しい持続的な社会の実現のために
科学技術の発展に貢献する
豊かな暮らしを実現するために、ひとの健康・医療・環境などに関する工学的研究開発である「ライフエンジニアリング」を推進します。ひとに関する自然科学、生命倫理、健康・医療の基礎、環境の基礎などを様々な理工系専門技術と融合し、ひとが持続的に発展できる生活基盤の構築とともに、未来に向けた新たな学問分野の創出を目指します。
原子核工学コース
原子核エネルギーと放射線の有効利用で社会に貢献する
原子力の利用は今後どうしたらよいのでしょうか。ガンの治療にも使われている放射線をもっと有効に利用するにはどうしたらよいでしょうか。原子核工学コースでは、原子核エネルギー・放射線の利用、およびそれらを支える科学・工学を研究対象とした原子核工学を体系的に学修し、また研究に取り組むことで、これらの課題に答えを出していきます。
知能情報コース
新世代人工知能がひらく超スマート社会
知能情報コースは、情報科学技術の数理的な側面と工学的な側面を学んできた学生に加えて多様な分野を背景にもつ学生を受け入れて、多様な観点から情報科学技術を駆使して実世界の複雑な問題を解決し、社会の発展に寄与する高度な知能情報システムやサービスを構築する力を持った人材を育てることを目指して設計された情報理工学院のコースです。
都市・環境学コース
未来を担う、しなやかな都市・環境をデザインする
都市・環境学コースでは、今日の都市・環境が直面する多様で複雑な問題を、豊かな発想力と最先端の技術力をもって解き明かしながら、安全性、快適性、文化性等を包含する「レジリエンス(自ら回復する力、しなやかさ)」を備えた都市・環境の創造のための研究を進めるとともに、こうした未来の都市・環境を築く担い手の育成を目指しています。