【参加者募集】東工大VG主催 被災地訪問スタディツアー2024
公開日:2023.12.26
震災に学び、未来を考える 気仙沼・石巻スタディツアー
東京工業大学・大学院の学生から希望者を募り、東工大VG(学生ボランティアグループ)の学生/教職員とともに20名程度で、東日本大震災の被災地(宮城県気仙沼市・石巻市)を訪問する1泊2日のスタディツアーを実施します。東日本大震災の震災遺構や伝承館を複数箇所訪問し、見学の際には語り部ガイドにもご同行いただきます。訪問ツアーの前後には事前・事後学習、スタディツアー成果の発信活動を行う予定です。
東日本大震災から12年が経過した現在、その記憶は薄れつつありますが、一方で、近年は地震をはじめとした自然災害のリスクが高まっており、災害や復興について考えることの重要性は増しています。本ツアーを主催する東工大VGは、復興支援活動を含む3本の軸を中心に活動するボランティア団体で、学内防災訓練をはじめとした防災活動にも取り組んでいます。
東工大VGでは、2019年1月にメンバー以外の学生にも参加を呼びかけて、福島県への日帰りスタディツアーを実施いたしました(東日本大震災での津波被害にあった地域の現状視察、震災語り部講話の聴講、原発事故廃炉作業の現状視察等)。また、メンバーのみでは、2019年10月に南三陸町にて民泊を伴う震災・防災学習、2023年3月に宮城県気仙沼市と岩手県陸前高田市にて震災・防災学習をおこないました。このように被災地を訪問して語り部の方からお話を伺った経験は、一人一人の意識変容、震災・防災についての建設的な議論に繋がっています。
また、本年11月9日には宮城県石巻市立大川小学校を題材とした映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』の学内上映会を行い、原告遺族代理人を務められた齋藤雅弘弁護士から、ご遺族の思いや裁判の流れ、映画の製作背景と意図についてのお話もいただきました。
このような経験を踏まえ、「震災・防災・復興に対して、関心や知識を持ちながらもまだ被災地を訪れたことがない」方々にも現地でしか得られない学びを体験してほしい、防災/減災意識の向上に繋げていってほしいという思いから、メンバー以外の学生とともに現地に赴いて震災遺構や伝承館を訪問するスタディツアーを企画しました。
企画の概要
日時 |
2024年3月9日(土)~10日(日) |
---|---|
旅程(予定) |
1日目:3月9日(土) 2日目:3月10日(日) ※諸事情により変更となる場合があります。 |
募集定員 |
15名(先着順とし、定員に達し次第締め切らせていただきます。) |
対象 |
東京工業大学・大学院の学生 |
参加費用 |
1万円 |
応募期限・方法 |
応募期限:2024年1月22日(月) |
※本ツアーは、蔵前工業会から学生活動助成金のご支援を受けて実施いたします。
東工大VG(学生ボランティアグループ)について
東日本大震災をきっかけに「大学内で復興のお手伝いをしたい」という思いから誕生し、現在は学生支援センター未来人材育成部門所属団体です。設立当初は津波で流された写真の洗浄プロジェクトを行い、以降も復興支援・防災活動・地域連携の3つを軸に活動してきました。「復興支援」では、毎年ホームカミングデイと工大祭で物産展を開催し、仕入れとの差額や売り場で集めた募金を現地に還元しています。「防災活動」としては、学内の防災訓練に毎年ボランティアとして協力、「地域連携」としてはこども食堂を行っているほか、Taki Plaza内に設けた古本市(参考書譲渡の仲介)ブースの運営も担っています。普段は週1回昼休みにミーティングを行い、様々な活動の企画を進めています。見学や入会に時期や学年の制限はありません。
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/titechVG
お問い合わせ先
東工大VG(学生ボランティアグループ)
E-mail:titechvg@outlook.com
代表:環境・社会理工学院 土木・環境工学系 学士4年 大河原早紀
学生支援センター未来人材育成部門(学生活動支援窓口)
E-mail:siengp@jim.titech.ac.jp Tel / Fax:03-5734-7629
お問い合わせ先
〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1 Taki Plaza B1 TP-005
学生支援センター未来人材育成部門(学生活動支援窓口)
Email siengp@jim.titech.ac.jp
Tel 03-5734-7629 FAX 03-5734-3240