大学院で学びたい方
大学院で学びたい方
東京工業大学では、学部4年生から指導教員の研究室に所属し卒業研究を行います。修士課程、博士課程においても研究室に所属することが前提となります。大学院では、講義に加え研究室での研究が主な活動の場となるため、実験や議論、輪講、セミナーなど、指導教員や研究室のメンバーとともに過ごす時間が多くを占めることになります。
このようなスタイルは海外の大学ではあまり一般的ではありませんが、研究室における仲間との出会いや研究に集中できる環境は、多くの留学生から高い評価を得ています。
研究室においては、似たような研究テーマであっても教員により指導のスタイルは様々で、手とり足取り指導するタイプの教員もいれば放任主義で学生の自主性に委ねるタイプの教員まで実にバラエティに富んでいます。それにともなって研究室のカルチャーも様々です。
多くの時間を過ごす研究室ですので、研究テーマは言うまでもなく、指導スタイル、カルチャーの面でも自分にあった研究室選びをすることは、実り多き大学生活を送る上で欠かせないといえるでしょう。
大学院への留学にあたっては所属する研究室を決定しておくことが必要ですが、テーマや教員の実績などのファクトの部分に加え、サイトなどの情報も参考にして雰囲気を事前に感じておくことも重要です。これだと思う指導教員が決まったらメールなどで直接アプローチしてみましょう。