東京工業大学基金
東京工業大学基金
日本の女子の科学的・数学的リテラシーは,諸外国に比べ高いにもかかわらず、理工系に進む女子が少ないこと、また、研究者の大半を占める工学・理学分野に特に女性研究者が少ないという事実が報告されています(内閣府 男女共同参画白書・令和元年版参照)。本学では、女性活躍応援基金を設けることで、本学に進学を希望する女子学生のキャリア教育を充実させ、女性研究者が働きやすい環境を整備し、これまで以上に女性の活躍を応援します。
近年、「科学や技術の進歩には、多様な視点を取り入れていく事が、必要不可欠である」と言われています。異なる価値観や発想を理解し発展させていくことが、イノベーションに繋がります。本学でも、研究に多様な視点を持つとともに、将来、研究を担う人材として、多様なバックグラウンドを有する学生を育てることに力を入れています。
その成果を実感するものが多い中、残念ながら、多様性の重要な要素である女性比率が、期待する水準に達していません。本学の女子学生の割合は、ここ数年10パーセント台半ばで頭打ちとなっています。また手本となるべき女性研究者の比率も14.1パーセントで、顕著な増加は見られません。
本学では、これまでにも増して女子学生・女性研究者を応援するため、「女性活躍応援基金」を設立しました。本基金は、女子高校生に理工系の楽しさや東工大の良さを感じてもらうイベントの企画、女性研究者の増加と離職率低下を防ぐための制度や施設整備、さらには、国籍を問わず、育児や介護といった視点での支援を充実させるために活用させていただきます。
~多様なバックグラウンドを生かした科学・技術の進歩を、東工大から~
皆様には、是非このチャレンジにご賛同いただき、「女性活躍応援基金」へのご支援とご協力を賜りたくお願い申し上げます。
日本の女子学生の比率
世界の女性研究者の割合
次の方法でお申込みいただくことができます。
銀行振込につきましては、寄附のお申込み画面にて、振込方法「銀行振込」をご指定いただくことにより、振込用紙の送付等のご案内をさせていただいております。
本基金へのご寄附は、個人の方は、所得税法上の寄附金控除の対象となり、法人の場合は、法人税法により全額損金算入となります。詳しくは、税制上の優遇措置をご覧ください。
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