性暴力の防止について~性的な関係をどのように持つかに関する注意~

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公開日:2024.01.05

文部科学省より「セクシュアルハラスメントを含む性暴力等の防止に向けた取組みの推進について」の通知がありました。性暴力について知り、これを防ぐ断固とした対応を求められています。下記に留意すべき点をまとめました。被害者にも加害者にも、傍観者にもならないために、是非防止にむけた強い意識をもちましょう。

性について

人が性的な関係を持つには、両者の合意が必要です。
これが一方的に破られる性行為はすべて「性暴力」と位置付けられ、刑事罰の対象となります。
なぜなら、性は、身体・感情・言語を伴ったコミュニケーションであり、これが一方的だった場合、身体的、精神的に大きく・長期的なダメージを相手に与えるためです。場合によっては暴力を受けた相手は、生涯に渡って苦しむことになります。

以下の行為はすべて性暴力・セクシュアルハラスメントです

  • 同意のない、性行為、身体接触
  • 性的興味をもって相手をじろじろと見る
  • 相手を酩酊状態にさせ、意思確認が出来ない状況で性行為をおこなう
  • レイプドラッグを使用した性行為や身体接触
  • アダルトビデオ(AV)への出演の強要
  • 性産業への望まない従事の要求
  • 上下関係を利用した性的誘い

性暴力をおこさないために

相手との間に、気持ちや身体的コンディションを言葉に出来る関係性を築き、相手の意思を尊重するようにしましょう。これができれば、一方的な暴力を防ぐことができます。
もし、自分の周囲で性暴力が起きようとしていたら、傍観者にならず、積極的に止めるようにしましょう。

詳しく知るためのサイト

もし、困ったら、被害にあったと思ったら

性的被害を受けた当事者は、何が起きているのか把握するのに時間がかかります。そしてそのダメージは時間を追うごとに深くなっていく場合があります。断らなかった自分を責める場合もあります。しかし、問題が生じたその時は、事態を理解できない、声が出ないといったことはよくあります。決して自分を責めず、まずは相談してみましょう。
以下に学内の相談窓口と学外の専門相談窓口を示します。相談窓口は、全て守秘義務をもっています。安心してご相談ください。
場合によっては、匿名での相談、電話での相談も受け付けています。学外ではSNSの相談窓口もあります。自分の負担でない方法で是非ご相談ください。

学内相談機関

学外相談機関

性犯罪被害相談電話(都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる) #8103(24時間365日)

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