四大学連合複合領域コース 東工大生向け情報

東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学、一橋大学は四大学連合憲章を締結し、その憲章に基づき相互の交流と教育課程の充実を図ることを目的として、複合領域コースが設置されました。
このコースの受講者は、本学で専門的な知識と技術を身につけながら四大学連合の協定大学で新たな専門分野を学ぶことができ、コースが定める履修科目の所要単位を修得し合格した場合に、コース修了が認定されます。
このコースに出願できる学生は、本学学士課程の学生のうち、系等に所属する学生です。
受講の可否は、本学の複合領域コース担当者と学生が所属する系主任等による選考を経て決定されます。

●東京工業大学の学生が履修可能なコース 
 
【4大学間コース】
・海外協力コース(東京医科歯科大学-東京外国語大学-東京工業大学-一橋大学)
【3大学間コース】
・総合生命科学コース(東京医科歯科大学-東京工業大学-一橋大学) 
・生活空間研究コース(東京医科歯科大学-東京工業大学-一橋大学)
【2大学間コース】
・科学技術と知的財産コース(東京工業大学-一橋大学) 
・技術と経営コース(東京工業大学-一橋大学)
・文理総合コース(東京工業大学-一橋大学)
・医用工学コース(東京医科歯科大学-東京工業大学)※2024.4以降、本コースへの出願はできません
・国際テクニカルライティングコース(東京外国語大学-東京工業大学)

東工大生向け最新情報

複合領域コースの出願手続きについて

  • (1)出願期間
    • 本学学生の出願期間は例年10月上旬~11月中旬となっています。日程の詳細は別途、掲示や当HPでご連絡します。
  • (2)出願要件(いずれかの要件をみたしているもの)
    • 1. 系・学科に所属していること
    • 2. 次年度4月に系・学科に所属する見込みであること
  • (3)出願方法
    • 本学学生で出願を希望する場合、出願期間中に教務Webから出願手続きを行ってください。
  • (4)履修の可否および通知
    • 本学では、4月初旬に該当者宛メールにて通知します。

複合領域コースについて

  • (1)学生の身分
    • 協定大学(東京医科歯科大学、東京外国語大学、一橋大学)においては「特別聴講学生」となります。
  • (2)授業料等
    • 「特別聴講学生」にかかる検定料・入学料及び授業料は徴収されません。
  • (3)履修科目
    • 「特別聴講学生」が履修できる授業科目は各コースで定められている講義科目とします。 各授業科目の詳細は各大学のシラバス等を参照してください。
  • (4)履修計画
    • 協定大学までの通学時間及び本学での履修計画等を十分考慮の上、無理のない履修計画を立ててください。コースごとに所属大学及び協定大学で修得すべき授業科目・単位数が異なりますので、注意してください。
  • (5)受入条件
    • 協定大学で受け入れる学生の条件(履修できる授業科目の範囲、募集人数、受入学生数、各種日程等)については、協定大学が決定します。履修希望者は原則として必ずいずれかのコースに所属することとします。
  • (6)評価の方法
    • 授業科目の評価(試験、レポート等)の方法については、協定大学の規則によることとします。
  • (7)協定大学の施設の利用
    • 履修上必要な施設・設備(附属図書館、食堂等)を利用することができます。 通学及び施設を利用する際には、協定大学が発行する「特別聴講学生証」及び本学学生証を携行し、求めに応じて提示してください。

複合領域コース履修案内・科目一覧等について

2024年度 複合領域コース 各大学授業科目一覧

シラバス

複合領域コース科目の他大学の科目履修等について

他大学の科目の履修申告は学期ごとに東工大教務課を通じて行います。日程等詳細は決まり次第、「東工大生向け最新情報」でお知らせします。
前学期科目・通年科目:申告期間3月中旬ごろ予定(但しコース所属後最初の申告期間は、所属可否発表後の4月上旬予定。また前学期が始まっているため履修できる科目に制約があります。)
後学期科目:申告期間8月下旬ごろ予定

申告単位の取扱い

申告する単位は、履修申告上限単位数(基本的に年間48単位。東京工業大学学修規程第9条第3項及び第4項に該当する学生の場合は56単位又は52単位)に含まれます。

修得単位の取扱い

本学学生が協定大学で修得した単位の取扱いは以下のとおりです。

①授業科目名には「科目名(大学名)」と記載し、成績は点数ではなく「認定」もしくは「不合格」という表示になります。また、留学中に修得した単位や他大学等で修得した単位(入学前の既修得単位を含む)もあわせて60単位を超える認定はできません。
(例)一橋大学で刑法という授業を履修し合格した場合=「刑法(一橋大)」認定

②科目区分は、2016年度以降入学者は「系専門科目(標準学修課程外)」となります。2015年度以前入学者は「理工系広域科目(他学科)」となりますが、希望する学生は所定の様式(単位認定(基礎専門科目).pdf)を学科長承認のもと、教務課に提出することで「基礎専門科目(他学科)」として認定を受けることができます。

証明書の発行

複合領域コースの成績については、本学が発行する成績証明書および単位修得証明書に記載されます。なお、「不合格」となった科目の成績は記載されません。

複合領域コースの修了・辞退

修了申請書に必要事項を記載し、所定の期間に提出してください。
(例年、9月卒業生は8月下旬頃、3月卒業生は1月下旬頃が受付期間となります。)
※コース主査の承認のサイン及び印は不要(教務課でとりまとめのうえ、各コース主査に依頼します。)

各コースで定める修了要件を満たしたとしても所定の期間に申請し修了認定を受けないとコース修了にはなりません。

四大学連合複合領域コースの辞退をする場合

辞退届に必要事項を記載のうえ提出してください。

協定大学への編入学(転入学)について

四大学連合複合領域コースでは、協定大学へ編入学(転入学)し、学士号を取得する道を開いています。協定大学へ編入学(転入学)を希望する場合は、所属コースの主査に相談後、各大学の教務課に問い合わせ、出願要項をお取り寄せください。出願期間は概ね1月~2月です。

関連規定

Q&A 東工大生向け

Q1 コース所属のタイミングはいつですか?
A1 年に1回、4月のみです。(出願時期は、前年度の秋頃です。)

Q2 2年生や3年生になってからでもコース出願できますか?
A2 できます。系・学科に所属している人(もしくは、翌年度4月に所属見込の人)であればだれでも出願可能です。なお、協定大学の授業の履修は、翌年度4月以降から可能になります。

Q3 複数のコースに所属できますか?
A3 できません。出願も1コースのみです。
なお、1つのコースを修了した後に、再度他のコース所属することは可能ですが、コース所属できるタイミングは年に1回(4月)なので、注意してください。

Q4 コースの変更は可能ですか?
A4 「四大学連合「複合領域コース」所属コースの変更について(申請)」を、現所属コース主査及び所属希望コース主査の承認を得たうえで提出すれば、変更可能です。できる限り、変更を希望する年度の開始時までに提出してください。なお、年度開始後の提出も可能ですが、協定大科目の履修の都合上、次学期もしくは次年度からのコース変更となる場合があります。

Q5 協定大学のコース外科目を履修することはできますか?
A5 履修できません。聴講も不可です。

Q6 東工大の科目を複合領域コースの科目として履修する場合、何か特別な手続きは必要ですか?
A6 不要です。通常どおり、履修申告期間内に教務Webシステムで履修申告してください。

関連サイト

お問い合わせ先

教務課四大学連合複合領域コース担当

Email yondai@jim.titech.ac.jp