東工大ニュース
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東京工業大学未来社会DESIGN機構(以下、DLab)は、「人々が望む未来社会とは何か」を社会の一員として考え、デザインしていくための組織です。その活動のひとつとして、企業等が会員となり「DLabパートナーズ」として共に豊かな未来社会像を描くという活動を行っています。9月15日にはパートナー企業7社から15名、DLab構成員から17名の計32名が参加するキックオフミーティングをオンラインで開催しました。
DLabパートナーズではパートナー企業が所属や立場を超えて自由に未来へのアイデアを出し合うオープンな場を提供します。この場で得られた全ての情報や成果は共有・公開を原則とし、未来を考える取組を行っている組織間の交流・共創の場として、また情報交換の場として活用されることも目的としています。
DLabパートナーズの活動開始と第1回のワークショップの実施に向けて、キックオフミーティングを開催しました。新型コロナウィルスの感染拡大によりオンラインで実施し、今後行う予定のワークショップもオンラインで複数の日程に分けて開催となります。
はじめに、佐藤勲機構長(総括理事・副学長)より開会の挨拶とパートナーズ活動への期待について語られ、スタートしました。大竹尚登副機構長(科学技術創成研究院副研究院長)からはDLabのこれまでの取り組みと学内の若手研究者に対する研究支援として「DLab Challenge:未来社会 DESIGN 機構研究奨励金」を開始したことが紹介されました。また、DLab Team Create(チーム クリエイト)の新田元URA(研究・産学連携本部 研究戦略部門長)からは、今年度のDLabパートナーズの活動の説明がありました。
参加者からは「産学連携だけでなく参加する企業とも連携し、多様な視点から未来を考えたい」との声がありました。
その後、参加者1人ひとりが自己紹介しました。それぞれの企業の紹介や未来に対する取り組み、DLabパートナーズに参加することへの期待や抱負が語られました。
最後にTeam Createの桑田薫副学長(研究企画担当)から閉会の挨拶があり、ミーティングは終了しました。
終了後は、オンラインのチャットシステムを使い、会員同士が自由に意見交換する場を設け、10月から始まるワークショップに向けて実りのあるイベントとなりました。