硬式庭球部

硬式庭球部は1905年創部の歴史ある部です。

活動は週3日の練習のほか、年2回の合宿、2つのリーグ戦への参加が主で、練習は毎週水・土・日に各4時間。学業を優先し、それぞれが参加できるタイミングでコートに来て練習しています。

大岡山キャンパスにはコートが4面あり、合同練習の時間以外にも多くの部員が自主練習に励んでいます。「空きコマ練」では、部員の空いている時間をオンライン上で公開し、スケジュールが合う者同士で課題を見つけて取り組んだり、打ち合いの練習をしたりしています。

すずかけ台キャンパスにもオムニコートがあり、空いていれば好きなだけ練習をすることが可能です。

球出し、ラリー、試合形式など、強くなるために必要なことを学生主体で考え、月ごとにテーマを決めてメニューを作成しています。効果的なメニューを組むためには、日頃からお互いの動きをよく観察し悩みを共有し合うことが大切です。自由闊達な意見交換が、お互いの実力を伸ばすことにつながります。

月に2、3回外部のコーチによる指導を受けています。専門家の指導によって、最先端の手法を学ぶことができ、かつ自己流に陥ることなく、効果的な練習ができるようになります。またプロのテニス選手を招いてヒッティング練習を行うこともあります。テニスをなりわいとしている人の練習を直接見られることで、試合の戦術だけでなくトレーニングやウォームアップの方法なども参考になります。

他大学との練習試合も行います。月に数回、練習試合を組み、トレーニングで培った技術を実践の場で生かすことができます。

部員の多くはテニス経験者であるため、練習相手に困ることはありません。

部内戦を度々行い、上位約6名がレギュラーとなり大会に出場できます。初めてのレギュラー入りを目指したり、レギュラーから外れた部員は下剋上を目指して頑張っています。

もちろん、大学からテニスを始める部員もいます。練習はレベル分けをして、初心者には経験者が基礎からしっかり指導をするので、数ヵ月後には基礎をマスターし、テニスを楽しめるレベルにまで達することが可能です。初心者として入部したメンバーが4年生の時にレギュラー入りしたこともあり、未経験者でも高レベルを目指せるサポート体制が整っています。

初心者への指導は、それまで感覚的に動いていたことを改めて理論的に言語化する機会となり、教える側にとっても大きなメリットがあります。そのため「空きコマ練」では部員同士が積極的に教え合うシーンが多く見られます。

硬式庭球部は「テニスが上手くなりたい」と本気で望む部員が多く、厳しい練習になることもありますが、基本的にはテニスを楽しむことを大切にしています。日頃は互いに声を掛け合い、励まし合いながら練習に打ち込んでいます。

礼儀を大切にしつつ、和気あいあいとした雰囲気で活動しています。テニスを通じ、互いに切磋琢磨していく中で交友関係も深まり、学生生活としての充実度も大きく高まる部活です。

硬式庭球部はその歴史の長さから卒業生との絆も深く、春と秋にはOB/OG戦を開催し、テニスを通じて交流を図っています。実際に社会で働く先輩方の話は将来を見据えるうえで大変参考になり、いろいろと相談にのっていただくチャンスもあります。また、部の運営にかかる費用の一部は卒業生の方々からの寄附によって支えていただいている面もあり、歴史や繋がりの深さに恵まれていると感じられます。

硬式庭球部の活動は「とにかくテニスが好き」「上手になりたい」という方に強くおすすめです。技術面だけでなく、心身の成長を目指して頑張りたいと考えている人には理想的な環境が整っているといえるでしょう。

また緑に取り囲まれたコートの中でボールを打ち合うことで心身がリフレッシュされ、勉強や研究がはかどることもあります。

硬式庭球部はいつでも見学・体験を受け付けています。テニスに興味がある方、もっと上手になりたいと思っている方、そしてテニスを通じて仲間と一生の思い出や仲間を作りたいという方は、ぜひ一度遊びにきてください。

• サークル名
  ： 硬式庭球部
• 設立
  ： 1905年
• 部員数
  ： 27名（2022年2月現在）
• 練習日
  ： 水・土・日（各4時間目安）。コートの空き状況によりいつでも自主練可能。

2022年3月掲載