キャンパス・アジア TKT CAMPUS Asia Online Winter Camp 韓国科学技術院(KAIST)、清華大学 2021年1月18日~1月20日

留学時の学年:
修士1年
東工大での所属:
経営工学系
留学先国:
大韓民国、中華人民共和国
留学先大学:
韓国科学技術院(KAIST)、清華大学
留学期間:
2021年1月18日~1月20日
プログラム名:

参加プログラムの概略

東工大・KAIST(韓国)・清華大学(中国)の三大学合同で行われた冬季オンラインキャンプに参加した。内容は主に、特別講義、グループワーク、異文化理解セッションである。緊急事態宣言が発出されていたため、すべて自宅から参加した。

活動内容

  • 1. 特別講義:三大学の先生からの3つの講義。自分の専攻と異なる内容で、新鮮だった。
  • 2. グループワーク: 三大学の学生6名+1名のメンターで取り組んだ。課題はSDGsのゴールを達成するクラウドファンディング案の提案である。優秀なチームメンバーと、非常に熱心なメンター(私のチームは東工大の先生)のおかげで、良いプレゼンテーションをすることができた。特に、一晩でウェブサイトのプロトタイプを作成したメンバーがいて、スキルの高さに驚かされた
  • 3. 異文化理解セッション: 東工大とKAISTが担当し、自国の文化を紹介した。東工大は、東工大のキャンパスツアーと折り紙体験をした。KAISTのセッションでは粘土でビビンバの小さな模型づくりをした。

プログラムを終えて

私が授業の関係で最後の懇親会に参加できなかったこともあり、今回はチームのメンバーと深い交流はできなかった。しかし、社会に出て海外の人とオンラインで仕事をする際は、このような関係性なのではないかと感じた。

オンラインで苦労した点

  • 1. “交流”の難しさを感じた。特に、KAISTの異文化理解セッションでは、手元の作業を進めながらZoomで会話をするのは難しく、メンバー全員が黙る時間もあった。私は会話のきっかけを作ろうと積極的に言葉を投げかけていたつもりだったが、あまりうまくいかずオンラインでの雑談の難しさを思い知った。
  • 2. 中国はウェブサービスの利用に制限があり、相変わらず不便そうだった。KAISTの学生がNotionというサービスを紹介してくれた。これは、同時編集ができるコラボレーションツールで、中国の制限に引っかからない。

単位互換

大学院向けの単位がなかったため、申請していない。

同様のプログラムへの参加を検討している方々へ

外国人との英語でのディスカッションの機会は、あまり多くありません。オンラインキャンプはかなり密度の高い時間を過ごせるので、よい経験となると思います。ぜひ挑戦してみてください。

この体験談の留学・国際経験プログラム情報