派遣交換留学 メルボルン大学 2016年7月7日~2017年7月15日

派遣交換留学 メルボルン大学 2016年7月7日~2017年7月15日

留学時の学年:
修士課程3年
東工大での所属:
社会理工学研究科 社会工学専攻
留学先国:
オーストラリア連邦
留学先大学:
メルボルン大学
留学期間:
2016年7月7日~2017年7月15日
プログラム名:

留学先大学(機関)の概略

メルボルン大学(Melbourne School of Design)

留学前の準備

就活や修論は帰国後に日本で取り組もうと考えていたため、留学前に特別なことを計画することはなかった。現地の情報は、東工大からすでにメルボルン大学に留学された方に連絡を取り、現地での生活などについて教えていただいた。ビザのシステムは私が渡航後少し変更されたので現在のものについてはわからないが、私が取得した時はオンラインで全て手続きが完了し、あっという間にビザが発行された。住居は、メルボルン大学の派遣交換留学生向けのウェブサイトで見つけた。

留学中の勉学・研究

各学期3科目ずつを履修した。基本的に各科目が講義とチュートリアル(小グループでのディスカッションやグループワークなどの時間)に分かれていたので、実質6つの授業があるような感じだった。毎週の課題と学期中4つくらいあるボリュームの大きい課題をこなすのはとても大変だった。ただ、それらに一生懸命取り組むことで論理的に考える力や分析する力などがついたと思う。また、真摯に取り組めばしっかり評価される印象を受けた。

留学中に行った勉学・研究以外の活動

コミュニティガーデン・コミュニティレストラン・国際カンファレンス・滞在していた学生寮でのボランティア、シドニーとウルルへの旅行、カヤック、サーフィン、水泳、クリケットなどのスポーツ、スポーツ観戦、寮の友人とハイキングなど。

留学を終えて、自分自身の成長を実感したエピソード

留学直後の学期は、各授業の課題について求められるレベルが高く、本当に苦しい日々が続き精神的にすごく追い込まれてつらかった。やってもやっても終わらない課題に苦しみ、勉強以外のことをする時間がない一方、友達に「交換留学生なんだから、もっとメルボルンを楽しんだ方がいい」と言われ、「勉強をしなくてはいけない」ということと「せっかくメルボルンに来たのだからもっとここでの生活を楽しまなければ」という思いに板挟みになり、とても苦しかった。その後の学期では、同じように大変だったが、勉強だけでなく、他のこと(友人と遊びに行く、ピアノを弾くなど)に時間を割く余裕ができ、留学生活を楽しむことができた。この点において、自分の成長を感じた。

留学費用

  • 渡航費20万円
  • 生活費 AU$200~300/monthくらい?(寮の宿泊費に、週7の朝食代と週5の夕食代、電気水道代が含まれていたため、他の人に比べると少ないと思う)
  • 住居費AU$350/week
  • 保険料東京海上日動:126,470円、OSHC(オーストラリアで加入必須の健康保険)AU$694
  • 奨学金有:トビタテ

留学先での住居

上記に書いた通り、大学のウェブサイトで見つけ、寮に直接申し込んだ。ただ希望日からは入居できず、それまではホテルに滞在した。一人部屋、シャワートイレ共有のお部屋。

留学先での語学状況

TOEFLのスコアは91だったが、最初は本当に苦労した。英語で の長大なレポートの執筆、グループのみんなが忙しくて予定が合わなかったためオンラインで行ったグループワークなどは、慣れるまで特に大変だった。

単位認定(互換)、在学期間

単位の認定(互換)を行う予定はない。在学期間はすでに延長済み。

就職活動

留学先では、学部時代(他大)の卒業生組織のメルボルン支部の集まりに出席したり、そこからのご縁で、メルボルンに駐在している方々の集まりに出席させていただいた。ボスキャリを主宰する会社の説明会にも参加した。

留学先で困ったこと(もしあれば)

物価がとても高く、トビタテの14万円では間に合わない月もあったと思う。

留学を希望する後輩へアドバイス

留学したいという気持ちがあるのなら、ぜひその気持ちを大切にして、実現できるように頑張って下さい。個人的には、学生寮に住み、他の学生と過ごす時間を長くとるといいと思います。

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