派遣交換留学 キングモンクット工科大学トンブリ校 2016年8月1日~2016年12月26日

派遣交換留学 キングモンクット工科大学トンブリ校 2016年8月1日~2016年12月26日

留学時の学年:
修士課程2年
東工大での所属:
総合理工学研究科 人間環境システム専攻
留学先国:
タイ王国
留学先大学:
キングモンクット工科大学トンブリ校
留学期間:
2016年8月1日~2016年12月26日
プログラム名:

留学先大学の概略

バンコクの西に位置し、中心部からは少し離れている。モンクット王によってつくられた工科大学だが、仏教色はなく、留学生の呼び込みに力を入れているため、国際色は豊か。日本の私立大学とのワークショップなども頻繁に行なわれている。

留学前の準備

修士1年の間は東工大の研究室で学修を行いたかったので、修士2年の夏からの留学を計画。学期の開始時期がずれていたため、留学期間は1セメスターのみ。12月末に帰国したので、年明けから就職活動を開始。4月から復学し、修士3年生として修士論文取り組む予定。

留学中の勉学・研究

研究室には所属せず、授業選択のみ。タイでは大学院に進学する生徒が少ないため、教室は少し寂しかったが、授業はすべて英語で行われ、また教授も熱心に指導をしてくれたので、満足している。

留学中に行った勉学・研究以外の活動

週末は頻繁に旅行に出かけた。タイのビザは国外に出るたびに手続きをしなくてはならないので、主に国内を巡った。交通費や宿泊費も非常に安いので、予算を気にすることなく旅行できたのは良かった。

留学を終えて、自分自身の成長を実感したエピソード

選択していた授業の一つに、設計の授業があった。教授と毎週打ち合わせを行い、設計を仕上げていくのだが、最初はバンコクの建築事情が分からなかったことや、語学力不足により満足に自分の意見を伝えられなかった。しかし回数を重ねるにつれ、東京とバンコクの都市を比較し、それをきちんと英語で伝えることができた。最終講評では、すべてに満足がいったわけではないが、向こうで学んだことを形にできたと思う。

留学費用

トビタテ留学JAPANの支給額で十分に暮らすことができた。

留学先での住居

寮はあるが、本キャンパスの周りにしかなく、私の通っていたキャンパスからは少し遠かったので、アパートに一人で住んでいた。綺麗なアパートだったが、家賃は3万円程度で、駅にも近く、管理人は英語が話せるので問題なく過ごせた。

留学先での語学状況

バンコクは外国人観光客が多いため、街で暮らす分には英語で問題なかった。授業も全て英語で行われ、最初は訛りのある英語に少し苦しめられたが、だんだんと慣れていった。

単位認定、在学期間

在学期間の延長を行うので、単位互換は申請しない。

就職活動

帰国前にインターン選考の申し込みをネットで行った程度。

留学先で困ったこと

東南アジアなので、衛生面に気をつけていてもお腹の調子は悪くなる。慣れるしかないが...。

留学を希望する後輩へアドバイス

東南アジア圏への留学はまだ一般的ではないが、大学の面倒見はとても良いし、人気のある欧米圏への留学に比べ、留学の理由に「なんとなく」さがなく、明確に目的を持って留学することができる。政治や治安など不安はあるが、きちんと自覚を持って行動していれば危険な目にあうことはほとんどないと思う。

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