派遣交換留学 ミュンヘン工科大学 2017年10月1日~2018年3月1日

派遣交換留学 ミュンヘン工科大学 2017年10月1日~2018年3月1日

留学時の学年:
学士課程3年
東工大での所属:
工学部 情報工学科
留学先国:
ドイツ連邦共和国
留学先大学:
ミュンヘン工科大学
留学期間:
2017年10月1日~2018年3月1日
プログラム名:

留学先大学(機関)の概略

ミュンヘン工科大学はドイツのバイエルン州ミュンヘンにある大学の一つで卒業生にノーベル賞受賞者が多数おりドイツ国内でもトップの大学とされている。理工系の学部の他に付属のビジネススクールもありこちらもドイツ国内でトップにランク付けされている教育機関である。

留学前の準備

学士課程で留学をした。2015年度入学の情報工学科の学生はほかの入学年度の同学科の学生に比べて取得する必要のある授業が少なかった為留学開始時には卒業に必要な単位(学士論文を除く)はすべてそろえることができた。

また、大学院へ進学する予定であったため就職活動を視野に入れた活動はしていない。卒業までの計画も半年の留学期間に履修できそうになかった授業は前の年に履修した為、留学をしていない学生と特に変わることもなかった。

留学中の勉学・研究

授業は学期の開始時に5科目登録し、3科目試験を受けた。残りの2科目は試験日よりも早く日本へ帰国しなければならない事情ができてしまったため、試験を受けることはなかった。

多くの 授業で、学生が 頻繁に質問し、学生と授業の講師を務めているPh.Dの学生とのコミュニケーションも頻繁に行われていたようにみえた。私は気付くのに遅すぎたため履修できなかったがPractical courseという分類の授業を履修すると研究室に席を与えられ研究をすることができるらしく、これは東工大のゼミ制度の代わりのようなものとなっている。ミュンヘン工科大学にはゼミ制度(研究室所属)は存在しない。

留学中に行った勉学・研究以外の活動

留学に使える資金が不十分であったため旅行はできず、基本的に寮の部屋や大学の構内で趣味であるプログラミングをしていた。趣味を通じてミュンヘン工科大学内のコミュニティにメールでコンタクトを取り、話をするなどしていた。

留学を終えて、自分自身の成長を実感したエピソード

この留学目標は海外で半年近く生活することができるか試すことであり、不自由なく生活することができたので十分に目標を達成することができたとおもう。

留学生どうしが知り合う方法として寮のパーティなどに参加することなどがあるが、そういったことが苦手だったため友達づくりには苦労した。

成長した点は留学前に比べて英語に対する抵抗が少なくなったところである。帰国時の飛行機の乗り継ぎでフライトを逃してしまったときにも自然に対処することができ成長を感じた。

留学費用

毎月8万円の給付を受けていた。渡航費は往復で約15万円、生活費は寮費で3万5千円、食費で3万円(すべて自炊)、保険料で毎月約8千円で毎月の出費は奨学金でぎりぎり賄うことができたが渡航費や滞在許可書(ビザ)の発行等は何とかする必要がある。

また、滞在許可書の発行に毎月8万円の奨学金の給付では不十分なので奨学金に加えていくらかドイツの口座に預金しておく必要がある。

留学先での住居

7月ごろに大学から寮に入るかメールで聞かれるので入寮する旨を伝えれば入ることができる。

留学先での語学状況

1対1で会話する時には苦労はなかったが話題に関心がなかった場合や途中から入った時についていけないことがよく合った。また、英語が苦手な人と話すときにも会話にもつれが生じた。

単位認定(互換)、在学期間

留学中に取得した単位の認定(互換)を東工大で行う予定である。

就職活動

大学院へ進学予定なので就職活動については何も考えていない。

留学先で困ったこと(もしあれば)

何も調べずに留学を始めてしまった為、住民登録や銀行口座の登録に苦労をした。運よく入寮日に住民登録等を一緒にする知り合いができたため問題なく作業を進めることができたが一人だったら苦労していたと思う。

留学を希望する後輩へアドバイス

留学の最初は肝心なのでちゃんとやることを調べましょう。

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