派遣交換留学 デルフト工科大学 2024年8月15日~2025年7月15日

派遣交換留学 デルフト工科大学 2024年8月15日~2025年7月15日

留学時の学年:
修士課程1年
所属:
環境・社会理工学院 融合理工学系 エンジニアリングデザインコース
留学先国:
オランダ王国
留学先大学:
デルフト工科大学
留学期間:
2024年8月15日~2025年7月15日
プログラム名:

留学先大学(機関)の概略

オランダ最古かつ最大規模の工科大学であり、デザイン工学分野で世界屈指の教育・研究実績を誇る。世界で唯一、プロダクトだけでなくサービスや社会システムにデザイン領域を拡張する「ストラテジックデザイン」専門の学科を有し、産学連携による実践的なプロジェクトベースの教育に強みを持つ。



留学前の準備

研究・修士論文との兼ね合い

1年間の留学に対し、修了を半年間伸ばすことと留学中も部分的に研究に取り組むことにより調整した。論文の執筆や構想発表などオンラインでもできる研究を進めながら、先生のご理解とご協力により指導をいただいた。これにより講級の単位も取得した。また、半年間卒業を伸ばしたことにより研究や就職活動にゆとりが生まれ、留学生活を最大限有意義に過ごすことができた。

就職活動との兼ね合い

半年間卒業を伸ばしたことにより、留学期間と本格的な就職活動期間をずらすことができた。卒業は遅れてしまうが、留学中に自分の軸ややりたいことを見つめ直し言語化することができたので、良かったと感じている。留学後半の6月ごろにいくつかサマーインターンにエントリーし、夏に帰国してからインターンに参加した。

留学情報の取得

留学促進団体FLAPを通した留学経験者との交流。奨学金獲得に向けたアドバイスや留学時期等について、留学を経験した先輩方に相談した。同時期にオランダに留学する科学大生とも交流し、情報交換をした。



留学中の勉学・研究

授業について

留学先では授業履修のみを行い、科学大での研究も引き続き続けていた。
留学先の授業は、自分が学びたかった分野(デザイン工学・システミックデザイン)において世界的に見ても先進的だった。ほぼ全ての授業が英語でのグループワーク中心で、論文を読んでくる課題も多かった。産学連携として、オランダの企業や自治体をクライアントとしたスタジオコースもあり魅力的だった。全体的に、グループワークや議論の進め方の文化が違うオランダ人やその他の留学生との異文化コミュニケーションの中で自身が成長することができた。



留学中に行った勉学・研究以外の活動

活動について

留学中は大学の音楽サークルに所属し、週に1度コーラスで活動していた。自分とは違う学部の友達ができ、どんなに忙しい時でも週に一度歌って息抜きをすることができてよかった。留学していた1年の中で3回コンサートがあり、オーケストラとともに講堂や教会など大きな会場でパフォーマンスをするなど貴重で有意義な時間を過ごすことができた。

留学を終えて、自分自身の成長を実感したエピソード

留学を通した変化

留学前後で、自分が専攻する分野についての専門的・体系的知識が深まり、ディスカッション力が身についたと感じた。専攻するデザイン工学・システミックデザインは留学先の方が先進的で、授業の数や研究者の数が多かったため、少しずつ知識が蓄積された。留学後半や帰国後に指導教員の先生とディスカッションをした時に、以前よりも自信を持てていると感じられるようになった。

留学費用

費用について

トビタテ!留学JAPANを受給した。月16万円の生活費と37万円の渡航費をいただいた。毎月の家賃を含めた生活費は平均して17万円ほどで、そこに渡航費や旅行代、ビザ代などがかかったため最終的には奨学金と自費数十万で賄うことができた。
トビタテ!留学JAPANは申請が難しかったが、採択していただくことができ、金銭的に大変ありがたかった。

留学先での住居

留学先では大学の中にある大学寮に滞在した。デルフト周辺は住居数が少なく、大学から提供される寮が争奪戦になることを事前に聞いていたので、プロセスを先輩に聞きながら、申し込み時間ちょうどに申し込み、獲得することができた。キッチンのみ共用で、トイレ・シャワー付きの個人部屋だった。



留学先での語学状況

大学の授業は英語で行われ、生活も英語のみで支障がなかった。留学前に勉強し、科学大留学要件のIELTS Scoreおよび留学先の正規留学生要件のIELTS Scoreを達成できていたため、十分であったが、それでも授業のグループワークでは自分の伝えたいことを伝えられるようになるまで時間がかかった。

留学を希望する後輩へアドバイス

留学は、語学力や専門的な知識だけでなく、人として強くしなやかに成長できる機会だと思うので、少しでも行ってみたい気持ちや機会がある人はぜひ勇気を出して挑戦してみてほしい。



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